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西山功一:Nowhere
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 5月 20日

画像提供:Gallery工房 親

この作品の風景は空虚を感じさせる空間の中に存在感を感じられたり、荒涼とした中に親しさを感じられるなどの、矛盾した複雑な特性を持っています。その複雑さは、作者に子供時代の家の近くにあった森の死を思い出させました。その森は世界の深い部分との繋がりを感じさせましたが、次第に崩されていきました。

作者はその死の過程を見続けながら成長し、現在では何かの不在や消滅が存在する風景に現実感を感じています。そして作者はその不在や消滅と対峙し続けながら、世界との繋がりを再び取り戻そうとしています。

※全文提供: Gallery工房 親


会期: 2010年6月2日-2010年6月19日

最終更新 2010年 6月 02日
 

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