| EN |

大林芳紀 展
編集部ノート
執筆: 小金沢 智   
公開日: 2009年 7月 25日

ヤンキーとパンクスの闘争を描いたという≪ROCK HATE vs HATE ROCK≫(2000年)。近年細密描写の作家に対する注目が著しく、大林芳紀の作品も一見それらに近しいものがあるように見えるが一線を画すのは、作品から溢れ出んばかりのスピード感と暴力性によってである。密度の濃い、時に目を背けたくなるほどの描写は昨今の平面作品からはほとんど見出せない熱がある。なお、プレスリリースではなく会場に貼られているディレクター・青山秀樹氏による文章に衝撃的な一文があるが、リリースで明らかにされていない以上ここで紹介することもしない。

最終更新 2010年 7月 02日
 

関連情報


| EN |