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海老塚耕一:雀蜂の飛翔のように-海、氷に閉ざされた領域、そして砂漠から
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 4月 08日

56×76cm|透明水彩、ガッシュ、ポスターカラー、木炭、鉛筆、fabric paint|画像提供:ギャラリーQ copy right(c) Koichi EBIZUKA

海老塚耕一は数年「水と風」、そして「境界・限界・端」をコンセプトとした作品をインスタレーションにて発表をしてきた。昨年暮れより客船によって南半球の旅に挑戦。横浜港より出向、東南アジア、インド洋、南アフリカ、南米、南極を太平洋を横断し、船上にて多くのドゥローイングを描いた。安住の地である日常から一歩踏み出し、今までと異なった時間、光景を持つことにより、それらを確かに感じ、思索し、さらに自分の身体で受け止めるプラクティスの時間としたいと考えた。言葉を見つけ、言葉の外にあるもののかたちを見いだす場として船上で103日間を生活をした。
海老塚耕一
海老塚耕一は1951年横浜市生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科(1979)卒業後、1970年代より活動を開始、「第6回インド・トリエンナ-レ」、ゴ-ルド・メダルを受賞(1986)、「第19回サンパウロ・ビエンナ-レ」(1987)、第15回平櫛田中賞を受賞(1991)、「第19回現代日本彫刻展」神奈川県立近代美術鑑賞を受賞(2001)、高島屋文化賞受賞(2003)、広く海外での評価も高い。
※全文提供: ギャラリーQ

最終更新 2010年 4月 26日
 

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