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21_21 DESIGN SIGHT
ギャラリー
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2009年 11月 10日

Photo by Masaya YOSHIMURA / NACASA & PARTNERS, Inc.

2007年3月、東京・六本木の東京ミッドタウンにオープン。一枚の折り曲げられた巨大な鉄板の屋根が地面に向かって傾斜する独創的な建築は建築家・安藤忠雄により設計された。デザインの視点から日常のできことやものごとに目を向け、訪れる人々がデザインの楽しさに触れ、新鮮な驚きに満ちた体験ができる場として、さまざまな発信、提案を行っている。

ディレクターにはデザインの現状、制作の現場をよく知る三宅一生(衣服デザイナー)、佐藤 卓(グラフィックデザイナー)、深澤直人(プロダクトデザイナー)の3人のデザイナーが就任し、アソシエイトディレクターの川上典李子(ジャーナリスト)とともに展覧会を中心に、トークやワークショップなどの多角的なプログラムを行っている。1人のデザイナーが1つのテーマで展覧会をディレクションする企画展では「チョコレート」「水」「人」「自然」「骨」など、シンプルかつ奥深いテーマが選ばれ、これまでのデザイン展のイメージを塗り替えている。まさにそれは三宅一生の「デザインには悲しみはそぐわない、デザインには希望がある、そして、デザインは驚きと喜びを人々に届ける仕事である」(三宅一生「造ろうデザインミュージアム - 世界水準の「資源」生かして-」朝日新聞(夕刊)2003年1月28日)という言葉の実践として私たちに届けられることだろう。

名称は、英米で優れた視力のことを表現する「20/20 Vision(Sight)」と言う言葉に由来している。ここから「さらに先を見通すデザイン発信の場」でありたいという理念を込めて“21_21 DESIGN SIGHT”と名付けられた。


所在地: 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内
電話: 03-3475-2121
URL: http://www.2121designsight.jp


最終更新 2016年 4月 28日
 

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