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後藤まりえ:時の音
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 3月 30日

《飛行の法則》 F20号|画像提供:新生堂 copy right(c) Marie GOTO

【コメント】
後藤まりえは、1976年三重県に生まれ、1997年に名古屋造形芸術短期大学を卒業し、翌年同大学の研究生を修了していります。名古屋を中心に仕事の傍ら制作活動をし、2007年の第11回新生賞大賞に選ばれました。大賞に選ばれた「豆屋の休息日」は、今の暗いニュースが多い現代社会において、ほっと息をつける、ゆったりとした時間が絵から感じられ審査員の心をつかみました。

日常のコミュニケーションツールとしての言葉が、言葉自体ではなく、言葉の奥にある「何か」を感じて初めて言葉が輝くように、それは絵画でも同様に、目に見える「何か」ではなく、心の奥で感じている言葉でも表現できない「何か」を頼りに絵具を置き描いているという。

夢の中の出来事のようでもある、淡い色彩の絵からは、彼女の心の奥にある言葉にできない感情が素直に表れているように感じられる。

後藤 まりえ (ゴトウ マリエ)
1976 三重県に生まれる
1997 名古屋造形芸術短期大学卒業(洋画コース)
1998 名古屋造形芸術短期大学研究生修了(洋画コース)
2002 二人展「後藤さんと谷口さん」(ギャルリーくさ笛/名古屋)
2003 熱き青流展(ギャラリー彩/名古屋)
2004 気鋭作家洋画3人展(松坂屋本店美術画廊/名古屋)
2005 未来への波涛 Vol.4(ギャラリー彩/名古屋)
2006 未来への波涛 Vol.5(ギャラリー彩/名古屋)
2007 気鋭作家洋画3人展(松坂屋本店美術画廊/名古屋)
2007 新生展 大賞受賞(新生堂/東京) ※全文提供: 新生堂

最終更新 2010年 5月 12日
 

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