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大島真由美 展
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 3月 27日

《海岸の水たまり》 2009年|34.5×55.5㎝|紙本・彩色|画像提供:ギャラリー広田美術 copy right(c) Mayumi OHSHIMA

大島真由美は東京芸術大学大学院博士後期課程美術研究科日本画研究領域を修了後、制作拠点をアメリカに移し制作活動を続けている作家です。 今回は、新作10数点の発表をいたします。現在伸び盛りの作家の楽しく素晴らしい展覧会です。

「今まで描いてきた、身体による景色や、空想の生き物たち、宙に浮かぶ巨大な花や、その中の建物などは、現象の向こうにある何かへの希求が、私に描かせたものでした。自分でもつかみきれない、まとまりの無いモチーフの選択ではありましたが、生命の力への賞賛が共通するテーマであったようです。今回多く展示する泡をモチーフにした作品には、そのテーマに加え、現象、つまり感覚によってとらえている物事自体への肯定の感情もこめられています。おもしろくてきれいな所に生きてるんだな、という思いを素直に表現できたらいいと思っています。」
大島真由美

略歴
1976 栃木県生まれ
2002 東京藝術大学美術学部絵画科(日本画)卒業
2003 イチケン展(東京藝術大学日本画第一研究室研究発表展) 同大学美術館陳列館
2004 東京藝術大学大学院修士課程美術研究科修了、大谷日本画展 大谷資料館地下空間
2007 個展 フタバ画廊、東京藝術大学大学院博士後期課程美術研究科日本画研究領域修了
2008 東京コンテンポラリーアートフェア2008(ギャラリー広田美術ブース)
2009 アートフェア東京2009(ギャラリー広田美術ブース) ※全文提供: ギャラリー広田美術

最終更新 2010年 5月 28日
 

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