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island LOVES FRESH
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 3月 26日

《別府ジャンプ》 2009年|画像提供:island

FRESHは、日本の美術大学に在学もしくは卒業したての、若手アーティストの自主企画展覧会として、はじまりました。柏にある『R2-URBAN BACK-SIDE LABORATORY』を拠点とし、毎週のように次から次へと作家を紹介し、1年で26人、本人達は、作家の自助組織だといいますが、そのオープンソースネットワークは、東京だけでなく、名古屋、京都へと飛び火し、今や50人をこえる作家が「FRESH」だといいます。それは、スタジオ食堂や昭和40年会といった、アーティストの集まりの、現代版彼らの形だと思います。 islandとの関わりも深く、大庭大介はじめ、小牟田悠介、山本努、遠藤一郎、松下徹、間瀬朋成ほか、多くの作家がFRESHに関わっています。柏にislandができるきっかけの一つにFRESHがあったことがあるといっても過言ではありません。101 Tokyo Contemporary Art Fairやわくわくプロジェクト、KOSHIKI ART PROJECTほか、さまざまなプロジェクトや展示を一緒に取り組んできました。 今回は、ART FAIR TOKYO2010にてFRESHの個展を企画すると同時に、islandにて、より多くの作品や、大きな作品をみせる展示を予定しています。また、最終日となる4/11(日)には、アトリエツアーと、アーティストによるプレゼンテーションやトークショー等イベントも予定しています。ぜひご高覧頂けたら幸いです。

出品者(候補中のもの含む):FRESH
FRESH展とは、日本の美術大学に在学もしくは卒業したての、若手アーティストの自主企画展覧会です。私達は、1980年代半ばから始まる日本バブル経済の真っただ中に生まれ、日本経済の失速とともに成長し、21世紀を迎えた新たな世代に生きています。バブル後の長期経済低迷期を経て,社会や経済が混乱し、既存の価値観が大きく変化し続けています。そんな高度情報化社会の変化の中で,私達が担うべき新しい価値観とは何でしょうか。FRESH展とは、新たなイメージ、メディア、方法論を用いて活動する新世代作家達の試みです。 今回参加するのは、上田尚宏、岡村一輝、加茂昂、木村泰平、小室貴裕、菅 隆紀、龍野大輔、中西祐輔、間瀬朋成、松下徹、武藤麻衣を予定。

関連イベント
今回の企画においては、作品とアーティストの両方を立体的にみてほしいという思いがあります。そこで、制作をみせるスタジオビジティングと、展示場におけるプレゼンテーションの二つを、セットにしたイベントを企画しました。
■4/11(日)取手アトリエツアー+トーク(企画協力:宮津大輔)

※全文提供: アイランド・アトリウム


会期: 2010年4月2日-2010年4月11日

最終更新 2010年 4月 02日
 

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