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佃弘樹:4010 NIGHT TIME
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 3月 25日

画像提供:ナンヅカアンダーグラウンド copy right(c) Hiroki TSUKUDA

ドローイング、ペイント、コラージュなど、さまざまな作品を発表してきた佃弘樹による「4010」と名付けられた新しい作品群は、彼のソースでもあるフィギュア、プラモデルといったおもちゃを解体し再構築した100体のコラージュフィギュアシリーズである。 まっすぐなランドスケープと黒く鋭角的なストラクチャー。「ブレードランナー」の雑然の都市でもなく、「マッドマックス」のバイオレンスの地平でもない、静かな混沌と芯の太さを感じさせる都市と、その登場人物と思わしきコラージュフィギュアたち。そこにはこじつけ程度のメッセージは一切なく、ただ圧倒的なビビるくらいの世界観がドーンと開けているだけだ。 佃弘樹(つくだ ひろき)
1978年香川県生まれ。武蔵野美術大学映像学科卒業。ドローイングを中心に、ペインティング、立体などさまざまな手法で表現する。ナンヅカアンダーグラウンドに所属。2009年アートフェア東京においてベーコンプライズを受賞。 ※全文提供: ナンヅカアンダーグラウンド

最終更新 2010年 3月 25日
 

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