法貴信也 |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 3月 15日 |
法貴は1966年に京都生まれ、京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻終了後、京都を拠点に制作活動を続けています。主なグループ展として、森美術館「六本木クロッシング;日本美術の新しい展望2004」展(東京、2004年)、国立国際美術館「絵画の庭-ゼロ年代日本の地平から」展(大阪、 2010年)に参加し、今年4月にはサントリーミュージアム天保山「レゾナンス 人と響き合うアート」展(大阪)への参加が予定されています。 タカ・イシイギャラリー京都のこけら落とし個展(2008年)に続く2回目の個展となる今回、パネル地に描いた油彩作品群及び、人の顔の新しい「面」での捉え方を試みたポートレイト作品と、作家が「地またぎ」と呼称する、地(紙)の色に対して明度の高い色と低い色を用いた二本画作品の、2種類のドローイング作品群を発表いたします。 ある1つの色を補色関係にある2色(例えば黒を赤と青)に分割し、繊細な軌跡を描きながら併走させることにより生まれる斬新な立体・奥行き表現(「単層の多層化」)により、法貴は従来の表現方法にとらわれない、絵画の新たの可能性を模索していまいりました。日本画(二本画)の新たな境地を探る法貴の、緻密な試行の末に生まれた最新作を是非ご高覧ください。 ※全文提供: タカ・イシイギャラリー
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最終更新 2010年 4月 03日 |