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伊佐治雄悟・塩川直子:Simple plan
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 3月 06日

伊佐治雄悟 《Staple》 2008年 ホッチキスの弾、はんだ付け 画像提供:Art Center Ongoing copy right(c) Yugo ISAJI

塩川直子と伊佐治雄悟は、共に1980年代前半に生まれ、これまで全国各地で展覧会を重ね、着実に実力をつけてきました。 塩川は、1cm程の白と黒のビニール管を交互に通した針金による立体作品や、モノクロ写真に白いビーズを縫い合わせた平面作品などを手がけてきました。彼女の作品からは、過ぎ去りし過去への郷愁を覚えるかもしれません。ただし、塩川がモノクロで描き上げる時空では、かつて定着していたはずの特定の思いや存在感は薄まり、代わりにある一定の距離感やどこか冷めた視線が漂います。 伊佐治は緻密で繊細な立体作品を生み出します。素材となるものはホチキスの芯やボールペン、カッターの刃といった、ありふれた日用品です。こうした素材を規則的に集積したり、熱して膨らませるなど、ほんのささいな方法で手を加えた上で提示します。伊佐治は、大量生産された工業製品の見え方を少しだけ変形させることで、おびただしい「既製品」に囲まれた私達の社会を、冷静にまたシニカルに見つめなおそうとします。 シンプルな表層から、現代における個人や社会の存在を見つめ直そうとする塩川と伊佐治の作品世界。是非この機会に多くの方にご覧いただければと思います。 関連イベント
■3月6日 (土) 18:00~ オープニングパーティ: 村田峰起によるパフォーマンスあり
■3月13日 (土) 19:00~ トークイベント: ゲスト:宮台真司氏(社会学者)料金:1000円 (ワンドリンク付き、先着30名様、要予約)
■3月14日 (日) 15:00~ Pre Ongoing School: 作家本人による展示作品の解説を交えてのレクチャー。お好きなケーキとお飲物がついてきます。料金:1500円 (ケーキとドリンク付き、先着30名様) ※全文提供: Art Center Ongoing

最終更新 2010年 3月 06日
 

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