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平林洋:触れた記憶
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 3月 03日

画像提供:サジオ copy right(c) Yo HIRABAYASHI

作家コメント
体に残る余韻や残像が心地よく重なりあうと夢の中や無意識の時におぼろげな形が浮かんでくる。小さなメモ用紙にスケッチをかき、ぼんやりした印象を頼りにゆっくり木を彫りはじめる。木の持つ手触りは、私の指先とその他の部分を刺激していつのものともわからない忘れかけていた感触や、以前に見た景色を少しづつ蘇らせ、形の生まれたきっかけと作品の向かうべき姿をだんだんと知らせてくれる。

なにげない日々の生活の中に大切なひとときがあり、それを忘れないように木を彫っているのかもしれない。

平林 洋(HIRABAYASHI Yo)
1966 東京都生まれ
1989 日本大学芸術学部彫刻科卒業
1991 日本大学芸術学部芸術研究所彫刻コース修了 個展:
1991 ギャラリー21+葉/東京
1992 ぎゃるり しらの/東京
1995 21+葉アネックス/東京
1997 創ることへの視線ーVol.10/21+葉アネックス/東京
2000 ギャラリー21+葉/東京
2004 ギャラリー21+葉/東京
2006 ギャラリー21+葉/東京
2007 継続する意志ーVol.15 平林 洋展/ギャラリー21+葉
2010 プラザ・ギャラリー サジオ/東京 ※全文提供: サジオ

最終更新 2010年 4月 24日
 

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