森田晶子:けむる夜を着て |
展覧会 |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2010年 3月 02日 |
森田にとって2年ぶりの個展となる本展では、ドローイング、ペインティングを中心とした新作を展示いたします。また、本展に合わせて制作されたzineの販売も行います。 森田晶子は1977年富山県生まれ、現在は東京を拠点として活動しています。ナイーブで白昼夢のようなドローイング制作を主としていた森田ですが、近年は精力的にペインティングも制作しています。また、それに伴い作品がまとう幻想的な雰囲気はさらに色濃くなってきています。 一見すると非日常的な世界観が広がる森田の作品は、しかし本人が言うように、毎日を生きる日常との接点から見える(想像できる)情景が制作の出発点となっています。漂うファンタジアの中に立ちのぼる懐かしさや、ときおり見せる凛とした空気感は、森田の想像のきっかけとなる、夢と日常の行き来が生み出すものと言えるでしょう。 森田が描き出す、親密でドリーミーな夢と日常の接点が生む世界。その空気感を是非まといに来ていただければと思います。 経歴 1977年 富山県生まれ 1996年 武蔵野美術大学造形学部映像科中退 1999年 愛知県立瀬戸窯業高校陶芸専攻科修了 2005年 セツ・モード・セミナー卒 東京都在住 展覧会歴 2000年 2人展「小林宏子 森田晶子展」(ギャラリー花うさぎ、岐阜) 2002年 グループ展「小林宏子 島田かおり 大江直子 森田晶子展」(ギャラリーMADO、東京) 2002年 グループ展「第7回集団P展」(ノリタケギャラリー、愛知) 2008年 個展「 spoonful」(銀座Galleryフォレスト、東京) 2010年 個展「けむる夜を着て」(waitingroom、東京) 作家HP:http://www.geocities.jp/comoriweb/index.html ※全文提供: ウェイティングルーム |
最終更新 2010年 3月 20日 |