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奥野正人:幻夢滅華
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 2月 22日

画像提供:COMBINE copy right(c) Masato OKUNO

夢と現実に撹拌され、覚醒する意識。感覚的に刺激や対象がないのに、めざめの光によって、あるように視覚する。そんな一瞬は心地よく感じます。
(奥野正人個展ステートメント)

本展は、日本版画協会会員・国画版画部会員、2009第15回ソウル国際版画ビエンナーレに入選し、国際的にもその実力を高く評価される奥野正人のBAMI galleryでの初個展です。奥野正人は、長年に亘り“おんな”というテーマをエッチングという高度な版画技法で追求しつづけています。生き物の最小区分である性差、しかしながら男も女も皆全ての人間が女性から生まれいずるという摂理。女性の存在なくしては創出し得ない人間の歴史。人間創造の宇宙観を、奥野正人は自身の中に存在する“おんな”という不思議な生命体に重ね表現しつづけています。白と黒のストイックな世界から曼荼羅のような際限なき色彩を感じる奥野正人の世界を是非ご高覧いただきたく、ご案内申し上げます。 作家プロフィール
1961兵庫県高砂市生まれ 1980 兵庫県立加古川西高等学校卒業 (高砂市展78青年会議所理事長賞 79市長賞 80無鑑査出品)すいどーばた美術学院油画科にて2年間学ぶ。1985 創形美術学校版画科卒業 日本版画協会展(都美術館・東京)~以後毎年(準会員)神奈川国際版画アンデパンダン展(神奈川県民ホール・神奈川)~88 1986創形美術学校研究科版画課程修了 創形美術学校・パリ国立美術学校学生作品交換展(メゾン・デ・ボザール パリ) 1988 日本具象版画展[88・90 優秀賞 92 十美賞(準大賞)]~92 国展[国画会版画部]・[02前田賞]~以後毎年(会員)1994 「花の美術大賞」展(兵庫・加西市)~95 1995 タイ・日本国際版画交流展 1998 第1回神戸国際版画ビェンナーレ展 2006 日韓美術交流展~08 2008 うしくビエンナーレ展 国画版画部会員 日本版画協会展準会員 2009 日本版画協会会員 第15回ソウル国際版画ビエンナーレに入選 ※全文提供: COMBINE

最終更新 2010年 4月 02日
 

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