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エンライトメント:AD 2010
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 2月 13日

《AD 2010》 画像提供:ヒロミヨシイ copy right(c) Enlightenment

エンライトメントの表現は、あらゆるボーダ-を破壊しては再生する、原初状態へ向かう禍々しい欲望に溢れている。主にデザイン領域で世界のビジュアルを牽引する彼らだが、その固有性に依拠しない貪欲な活動は常に、生と死、善と悪、美と醜の位相の不安定な構造を露出させていた。 日本での二年半ぶりの個展となる「AD 2010(エーディー ニーゼロイチゼロ)」ではAnalogとDigital、ArtとDesign、AbstractとDesignの境界の融合が目指される。全空間を用いた壮大なインスタレーション、観客参加型caféスペース、新作の映像インスタレーション。そのどれもが階層化された世界の深奥へと繋がってゆく。我々が触れることになる空間のひとつひとつに漲る視覚の快楽は、自己と世界との美しくも混沌としたその交感を明確に意識している彼らだけに許された業なのだろう。エンライトメントが提示する新しい世界に是非ご期待下さい。 エンライトメント(Enlightenment)
主な個展にヒロミヨシイ(東京)、ディアージュ(上海)、チェンジングロール・ムーブオーバーギャラリー(ナポリ)、コレット(パリ)、パルコギャラリー(東京)など多数。主なグループ展に、ダイチプロジェクツ(ニューヨーク)、森美術館(東京)、AAA ギャラリー(パリ)、上海多論現代美術館(上海)、東京オペラシティアートギャラリー、the MoCA Gallery(ロサンゼルス)、ウォーカーアートセンター(ミネアポリス) 、ヘンリーアートギャラリー(シアトル)、ブロンクス美術館(ニューヨーク)、バービカンセンターアートギャラリー(ロンドン) など多数。 ※全文提供: ヒロミヨシイ

最終更新 2010年 2月 20日
 

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