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ゲンダイビジュツ「道(ドウ?)」
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 2月 01日

舟越直木《moon》1997年|画像提供:練馬区立美術館 copy right(c) Naoki FUNAKOSHI

練馬区立美術館は本年開館25周年を迎えます。開館時1点からスタートしたコレクションは、約1,900点にまで成長してまいりました。地域に根ざした美術館として活動を行いながら、作家やコレクターの方々の信頼を得て、館の基盤となるコレクションへとつながってきたことは真に幸福な道のりでした。また移り気な美術の時流にありながら、その時々で注目すべき気鋭の画家たちを度々企画展で取り挙げてまいりましたが、その彼らも今日ではキャリアを積み重ね、時代を代表するアーティストとして頼もしい存在感を放っています。また平成19年に開催した企画展をご縁に、「賛美小舎 上田コレクション」から多くの作品をご寄贈いただいたことは特筆に価します。上田國昭・克子夫妻は1980年代から若手画家たちを支援し、その作品を積極的に収集してきました。パブリックな美術館にも劣らないスケールとクオリティは、一市民の熱意で築きあげられたとは俄かに信じがたいものの、当館の収集活動とも共鳴するところ多く、今後の活動の大きな核となっています。 今展はそんなコレクションの中から、激動の時代と帆走するように己の信じる道を走り続けてきた画家・彫刻家の作品をご紹介するものです。       会期中のイベント
①出品作家によるアーティストトーク(作品解説) ※事前申込不要、ただし観覧券が必要です。
3月6日(土) 須田悦弘・園家誠二
3月13日(土) 舟越直木・間島秀徳
3月20日(土) 新恵美佐子・山本直彰
各日とも午後2時から1時間程度   ②関連ワークショップ「Closing Museum,Opening Party」※事前申込が必要です。
日時:3月21日(日曜)午前10時30分から午後5時
対象:小学3年生以上の方、定員:20名(抽選)、費用:500円(材料費)
講師:Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)
内容:舞台装置制作から発表までを一日完結で行う「市民劇」ワークショップです。実際の美術館を舞台にすることで、参加者が美術館の機能と役割を再考し、「私たちにとっての美術館、美術、公共とは何か」について考えます。 ※全文提供: 練馬区立美術館

最終更新 2010年 2月 21日
 

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