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北山善夫 展
展覧会
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2010年 1月 10日

《歴史は死者によってつくられた》2009年|鳥の子和紙にインク|205x273cm|画像提供:MEM copy right(c) Yoshio KITAYAMA

北山は、建築に大規模な作品を設置する彫刻家として活動する傍ら、90年代半ばより大版の鳥の子紙に黒インクで描く平面作品を制作し、その作品は高い評価を得ています。MEMでは「図像説(歴史)」展以来、二度目の個展です。本展では、北山の絵画作品の変換を辿る企画として新作と旧作(1986年に発表したもの)を二期にわたって展示いたします。

北山善夫 略歴
1948 年 滋賀県八日市市に生まれる。現在、京都府亀岡市在住。80 年代より、ヴェネツィアビエンナーレ、カーネギーインターナショナル展、インド・トリエンナーレ等の国際展に多数参加。特に、竹や和紙を用いた大規模な彫刻作品が幅広く紹介され、建築プロジェクトにも取り組む。90 年代半ばより、大判の鳥の子和紙にインクで描く平面作品を展開。粘土の彫刻をもとにした「偶像図」や、宇宙の曼荼羅図ともいえる「宇宙図」等に取り組み、近年では豊田市美術館の個展、アジアンアート・バングラデシュ・ビエンナーレにて紹介される。2008 年、上海のワールド・フィナンシャル・センタービル90 階に15m の彫刻作品を設置し注目をあつめた。

展覧会会期

第一期 2010年1月23日(土)~2月20日(土)
新作絵画展
第二期 2010年2月27日(土)~3月27日(土)
初期絵画展(1986年発表)

※全文提供: MEM

最終更新 2010年 1月 23日
 

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