gallery αM |
ギャラリー |
執筆: カロンズネット編集 |
公開日: 2009年 5月 27日 |
1988年、吉祥寺に武蔵野美術大学が運営するノンプロフィット・ギャラリーとしてオープン。αMのαは「未知数」をあらわし、Mは武蔵野美術大学の頭文字をとって名付けられた。現代美術に主眼を置き、新人発掘とその発表の場として企画展を開催してきたが、2002年3月に閉廊。2002年からは、武蔵野美術大学造形学部芸術文化学科の学生が主体となって運営する「 αMプロジェクト」として、特定のスペースを持たずに展覧会活動を行う。 2009年4月、これまでのαM活動の趣旨を継続させながら、新しい表現的価値を生み出しつつある若いアーティストに作品発表の機会を提供し、社会に斬新な価値を発信できる革新的なキュレーターを発掘することの2点をコンセプトとして、東神田に新たにギャラリーオープン。吉祥寺時代から現在に至るまでの20年間に、15名のゲスト・キュレーターによる計157回もの企画展を開催してきたことは、商業活動を優先して行われる他の美術活動とは異なり、美術の制度そのものを基盤から支えるものとして社会的意義は高い。 ビルの地下をリノベーションしたギャラリーには4m近くある高い天井と、およそ100㎡の床面積を持つ展示スペースの他、奥には作家資料や過去の αMの活動を自由に閲覧できるライブラリーがあり活用したい。 過去のキュレーターは、谷新、赤津侃、高木修、高島直之、倉林靖、藤枝晃雄、林卓行、松本透、堀元彰、新見隆、児島やよい、岡部あおみ、加藤義夫、鷹見明彦、住友文彦。 過去の展示作家は、柳幸典、青木野枝、袴田京太朗、井出創太郎、館勝生、伊藤誠、山本糾、菊地敏直、吉田哲也、是枝開、松浦寿夫、川島亮子、さかぎしよしおう、福田尚代、木村太陽など。 所在地: 東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビルB1F |
最終更新 2011年 2月 01日 |