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あのこ(ろ)のおもいで
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 11月 30日

画像提供:YASUDA ART LINK

街にはクリスマスソングが流れ、慌しいながらも少し心が和やかになるこの時期に合わせてさまざまな「おもいで」を感じさせる作品を集めた展覧会を開こうと思い立ちました。 恋人、親族、友人、学校や職場の仲間たち。人と人との関係が始まり、終わる時にはそこにさざまざまな想いが残ります。ある時期を過ごした家や街など、場所やその場の雰囲気を懐かしく思い出すこともあるでしょう。そして、もう戻らない自分の人生をふと振り返ることも、年齢を重ねるにつれて増えていきます。 5人のとてもチャーミングなアーティストの作品をご覧いただきながら、皆様それぞれの「おもいで」を確かめてください。
株式会社フェイバー 三島太郎

【参加アーティスト】
吉田稔美
1961年 兵庫県西脇市生まれ 東京都在住。大阪芸術大学芸術学部 デザイン学科卒業。グラフィックデザイナーを経て、フリーランスイラストレーターとして 広告、装幀、雑誌のイラストレーション、 絵本作家として、国内外で絵本、児童書挿絵の著作を出版。ドイツのグリーティングカード会社と契約、発売中。 およびオリジナル・ピープショーの研究制作、商品化にあたり、TBSテレビドラマ「ラブレター」のセット小道具に起用される。 主な個展として、西脇市岡之山美術館、ホールオブホールズ六甲(兵庫)、日本平美術館(静岡)、ギャラリーハウスMAYA, 美篶堂ギャラリー、月光荘画室、ギャラリ−オキュルス(東京)、ワークルーム(大阪)、小川未明文学館(新潟)など19回、グループ展として、横浜そごう美 術館(神奈川)、玉川高島屋ルーフギャラリー、その他多数。1998年、ザ・チョイス展入選。1999年、イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。2000年、ブルーノ・ムナーリに捧げられたミレニアム展入選。 2004年、ユゼフ・ヴィルコン記念大分絵本原画展優秀賞。御茶の水美術専門学校非常勤講師、東洋美術学校客員講師。

谷敦志(TANI ATUSHI)
1989年頃より制作をはじめる。東京、大阪、パリ、ローマなどで個展多数。『フランケンシュタインの花嫁三浦悦子人形作品集』(エディシオント レビル)やフランス語圏内で絶大なる人気を誇るアーティスト、ミレーヌ・ファルメールから直接のオファーがあり、「Point de Suture」のジャケット、ブックレットの撮影を担当する。その他、書籍やCDジャケットのビジュアル制作、演劇、舞台、ミュージカルの宣伝写真などを手掛け、アーティストとのコラボレーションやアートイベントへの参加も多数。

西牧徹
黒戯画家。自らの鉛筆画を黒戯画と提唱。「キエムクー」というクマのキャラクターとキエムクーを取り巻く仲間の日常と冒険を主に描く。

Nishikawa Sachiko
日本大学芸術学部美術学科卒業。文章、イラスト、炙り絵、写真等、多分野で活躍する作家。特に[炙り絵-ablie-]で古本や古い楽譜を焦がして作り出す作品には、古さと新しさが混在する。文字や記号の持つ本来的な意味に着目しつつ生み出される作品は、落ち着き のある緩やかな時空の歪みを感じさせてくれる。

タカハシカオリ
フィギュア作家。1983年生まれ。2006年、武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業。同年より、フィギュアイラストレーター・デハラユキノリ氏に師事、同時にフリーで活動を開始。作家活動を中心に年に1・2回のペースで展示を行う傍ら、ゴルフ誌・ビジネス誌などでも活動。2008年、個展01「コウエンジアニマルストリート」を一冊の本にまとめた、「ボクノトモダチ KOENJI ANIMAL STREET」(カゼット出版)を出版。2010年、2/16〜3/7、個展04「ハタラクタカハシ」(YASUDA ART LINK/神田錦町)開催予定。

※全文提供: YASUDA ART LINK

最終更新 2009年 12月 01日
 

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