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手ぬぐいTOKYO
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 11月 10日

画像提供:ガーディアン・ガーデン

この展覧会は、昨年まで18回続いた年末恒例のチャリティー展のリニューアル企画です。同展は、多くの方々にアートやデザインの楽しさを感じてもらおうと1990年にはじまりました。若手から世界で活躍する作家まで、リクルートが運営する2つのギャラリー、クリエイションギャラリーG8とガーディアン・ガーデンと交流のある多くのクリエイターのご厚意により、ボランティアで制作していただいた作品を展示・販売し、収益金を財団法人日本ユニセフ協会に寄付してまいりました。近年では販売数が数千単位となり、全国で巡回展も開催されるなど、ますます可能性の広がりをみせています。そこで、今後もさらに魅力ある展覧会として継続・発展させ、デザインの力による豊かな生活提案のさらなる可能性を求めて、「CREATION project」と名付け、新たにスタートすることにいたしました。 「CREATION project」第1回目となる今回のテーマは「手ぬぐい」です。約35センチ×90センチのシンプルな一枚の布でありながら、拭く、被る、装う、包む、贈るなど、古くから日本人の生活に深く関わり、長く使われ続けている手ぬぐい。この変幻自在な手ぬぐいを200人のクリエイターにデザインしていただきました。一枚のキャンバスとして大胆に描いたデザインや、伝統的な手ぬぐいの柄を現代的にアレンジしたデザイン、折り畳むことを想定した趣向を凝らしたデザインなど、いずれも自由な発想から生まれた現代の手ぬぐいです。ふたつの会場では、それぞれ100名ずつ、あわせて200種類の手ぬぐいを展示・販売いたします。収益金は日本ユニセフ協会に寄付し、世界の子供たちのために役立てていただきます。これからも大切にしたい日本の文化、手ぬぐいを、より多くの幅広い世代の方々に、楽しんで使っていただきたいと思います。製作は香川県高松市にある工房で一枚一枚職人の手により行われています。

全文提供:ガーディアン・ガーデン

最終更新 2009年 11月 24日
 

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