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MINAKO NISHIYAMA / boudoir...
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2022年 1月 26日

DM画像より / 「広瀬光治と西山美なコの“ニットカフェ・イン・マイルーム”」 (金沢21世紀美術館、2009) 展示風景 (部分)

この度、Yoshimi Artsは、西山美なコの個展「MINAKO NISHIYAMA / boudoir...」を開催致します。
西山は、1980年代後半から紙パルプを用いた立体作品を制作し、巨大な「リカちゃんハウス」を思わせる《ザ・ピんくはうす》(1991)や宝塚の書き割り風の作品など、少女文化を前面に出した立体作品で注目を集めました。日本独自のサブカルチャーを媒介とした美術作品を制作し始めた世代の一人です。
現在、金沢21世紀美術館にて開催中の展覧会「フェミニズムズ / FEMINISMS」において、《 ♡ときめきエリカのテレポンクラブ♡ 》(1992)と《もしもしピんク〜でんわのむこう側~》(1995)で発表した、90年代の風俗産業をモチーフにした2つのテレホン・プロジェクトのアーカイブ展示を行っています。この展示において、少女たちが好むと同時に性風俗の象徴でもあるピンクの持つ二面性が、消費文化と交差していたことを物語っています。
本展では、光の反射を利用した「レフ・ペインティング」に加え、2009年「広瀬光治と西山美なコの“ニットカフェ・イン・マイルーム”」 (金沢21世紀美術館)にて制作した「レフ・ワーク」の四隅の小部屋(ブドワール)を一つ再展示します。異なる時代に制作した作品が交差することにより、ピンクが持つ二面性が空間に表れることでしょう。

http://www.yoshimiarts.com/exhibition/20220129_Minako_Nishiyama-boudoir.html

全文提供:Yoshimi Arts


会期:2022年1月29日(土) 〜 2022年2月20日(日)
時間:12:00-19:00 (日 -17:00)
休日:月・火
会場:Yoshimi Arts

最終更新 2022年 1月 29日
 

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