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蓬生ゆり展 Autonomous Form
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2020年 9月 20日

出品作品より

蓬生ゆりは、自分とは何者かといういう問いを絵画表現の出発点とし、まず直接に身体の拓をとることから始まり、そこから身体の動きを写し取る手法へと進みましたが、やがて自我の投影という段階を超えて、絵画の「もの」としての自律性を深めることで抽象表現の形式を獲得しつつあります。
「絵の中の意志あるかたちが、それ以上手を加える必要がなく、限りなく自由に近い状態で存在する時、我々はそれらに眼を通して身体を預け、活動的な生命の多くを思い出すことができる。」
人が人らしくあることが困難な時代においてこそ、絵画を描くこと、そして観ることが、私たちの心身を解放しうるという確信を、作者は強めています。

http://galleryk.la.coocan.jp

全文提供:ギャラリイK


会期:2020年9月21日(月) 〜 2020年9月26日(土)
時間:11:30~17:00 月・金曜日〜19:00 土曜日~15:00
休日:日曜日
会場:蓬生ゆり展 Autonomous Form

最終更新 2020年 9月 21日
 

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