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未来建築:日本からオーストリアへ
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 10月 18日

原広司≪ディスクリート・シティ≫所在地:モンテビデオ(2004年)コルドバ(2005年)(3棟ずつ実現)|写真:大橋富夫|画像提供:三菱地所アルティアム

未来建築に必要な要素とは?時代を翔ける建築家からの3つの提言

【参加建築家】
青木淳、藤本壮介、伊東豊雄、山下保博、藤森照信、妹島和世+西沢立衛/SANAA、隈研吾、原広司、アストリッド・クライン+マーク・ダイサム/クラインダイサムアーキテクツ

【ビデオ】
ローランド・ハーゲンバーグ 世界の著名アーティストとの交流を通して、「現代(コンテンポラリー)」を表現し続けてきたライター・写真家・フィルムディレクターのローランド・ハーゲンバーグ。

今回の展覧会の企画は、彼の近著『20人の日本人建築家』(英語/中国語)が台湾で出版されたことからスタートしました。著書の執筆において、ローランドは今をときめく建築家たちに、「未来建築に必要な3つの要素とはなにか」という問いを投げかけ、その結論としての表現を募りました。

3つの要素に挙げられたのは、「建築理論」「設計概念」「デザインのディテール」「新奇なアイディア」「経営的な切り口」「社会的コンセプト」「懐古主義的な考察」「文学作品からの引用」「特定の素材」「政治的思想」などいずれもユニークなものばかり。そして集まった表現を、絵画やスケッチ、模型、写真、ビデオ、文章などでビジュアライズし、展示します。 今回のエキシビジョンは、ビルディングデザインの未来像、またその進むべき方向を示唆してくれる貴重なマイルストーンとなることでしょう。

ローランド・ハーゲンバーグRoland Hagenberg
オーストリア出身のライター/フォトグラファー/映像クリエイター。日本現代建築家のドキュメンタリー“SurFACE”のリリースや、書籍“14 Japanese Architects”(柏書房)を出版したほか、BMWのインターナショナルホームページの映像および音楽制作も行っている。また、WOWOW TVドラマテーマ曲を作詞・作曲し幅広く活躍中。 2009年新刊“20 Japanese Architects”(GardenCity Publishing,Taiwan)の出版のほかStern Fotografie PortfolioシリーズのAraki(Nobuyoshi Araki)を出版プロデュースする。また最新のプロジェクトとしてはオリジナル曲15曲を収録した新CD“ShowMe”のリリースを控えている。

全文提供: 三菱地所アルティアム

最終更新 2009年 11月 28日
 

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