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幸福論
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2018年 11月 04日

左から:古賀 飛、金 大仲、宇留野隆雄

    幸福。その言葉は気がつくとそこにありました。おそらく人が生きるうえで最終的に求める心の状態を表しているのでしょう。しかしその内容は人の心の内的な体験としか感知できないものであり、外側から形を与えられるものではありません。この展覧会を作る三人の美術作家はそれぞれに自らの求める「美」を追い続けていますが、各々が追求する「美」は、それぞれが作り続ける個々の作品を通して試される他はなく、その結果を受け取る他者がそこに「美」を見出すか否かも、彼らの主観に委ねられています。「幸福」と「美」、この二つの言葉に共通するのは、誰もが求める普遍的な価値を表している、しかし、誰もが納得する共通の答えは存在しない、ということではないでしょうか。ただ、もしかすると、それぞれの思う「幸福」、それぞれの感じる「美」が、異なるものものでありながら、調和のうちに共存している状態は、ありうるのではないか。そこで、この展覧会は「幸福論(0n Happiness)」と名付けられました。

http://galleryk.la.coocan.jp

全文提供:Gallery K


会期:2018年11月12日(月) 〜 2018年11月17日(土)
時間:11:30~19:00 土曜日~17:00
休日:日曜日
会場:Gallery K

最終更新 2018年 11月 12日
 

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