橘田幸之佑:Phobia |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2009年 10月 14日 |
おそらく私の美意識や価値観の持つリアリティーは、戦後モノに溢れた社会の中で、マスメディアがもたらした、多量な情報を日々取捨選択してきた中から確立されてきたのであろう。しかしそのことはまた文明を作るにあたって巧妙に仕組まれた状況や環境から人間は決して自由になれないのではないか、という疑いのようなものを私にもたらすのである。マスプロダクトもそういった社会的状況から私が選択した事柄である。それらが複数性を持った人工的なカオスや危うい構造体として現れたとき、自然の秩序や無秩序といった象徴的な状況と重なり、個としての意識は困惑する。 略歴 主なアートプロジェクト 全文提供: Nroom-artspace |
最終更新 2009年 11月 18日 |