編集部ノート    執筆：平田剛志

かつての中学校に集まろう。日暮から夜の中学校に500円玉一つを握りしめて。その屋上では今ここでしか聴くことができない「音楽」が鳴らされているのだ。 そのステージにはおよそ楽器らしきものはない。だが、その「音楽装置」が奏でる光と音は都市の秋声とリミックスされ、音楽と美術と都市の最上のアンサンブルをオーディエンスは体感することができるだろう。