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斉藤隆文(オル太)個展「おぼろげな凱旋ス -屁理屈めいた肉-」
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2018年 5月 22日

斉藤隆文(オル太)個展

斉藤隆文(オル太)は、本展を「自分自身の立ち位置を確認する装置」として位置づけている。現在を逆照射することを主題に掲げて、家族やコミュニティといった親密圏からそこに潜む身体性や言語に着目して、歴史を語りの詩学として捉え直す表現活動を展開している。祖父から歌い聞かされた日露戦争に関する「しりとり歌」をきっかけにした「おぼろげな凱旋ス」展(2015年, Art Center Ongoing)を構成し直すかたちで、記憶を伝承する身体性や、歴史を語る技法をめぐって、3年越しに改めて迫っていく。具体的には、祖父母と私的な記憶の連関を重ねることによって生成されたオブジェから、同時代的な意味を投げかける。

【イベント】
1.トークイベント 5月27日[日] 18:00-19:30
金川晋吾[写真家]×斉藤隆文(オル太)
参加料500円/定員15名/要予約(http://saito-talk.peatix.com/)

2. ワークショップ「食しかた」 6月3日[日] 18:00-20:00
山田亮太[詩人]×斉藤隆文(オル太)
言葉遊びのように、ルールと事象が繋がっていく、本展覧会に準ずるワークショップです。詩人の山田亮太さんをゲストに迎え、参加者それぞれが文章を作り、出来上がった文章を食す試みをします。
参加料1000円/定員10名/要予約(http://saito-workshop.peatix.com/)

3. オル太 ドローイング大会 6月5日[火] 19:00-
オル太とコ本やによる朗読とドローイングのイベントです。一冊の本を参加者が順番で朗読し、周りの参加者はそれを聴きながらドローイングを描きます。毎月第1火曜日開催予定。
朗読本「盲者の記憶―自画像およびその他の廃墟」ジャック・デリダ
参加料カンパ制/予約不要

http://honkbooks.com/post/173887499011/saito-takafumi

全文提供:コ本やhonkbooks


会期:2018年5月22日(火) 〜 2018年6月17日(日)
時間:11:00-21:00(5月迄), 12:00-20:00(6月以降)
休日:月曜, 5月29日[火]休業
会場:コ本や honkbooks(〒114-0002 東京都北区王子1丁目6−13 松岡ビル)

最終更新 2018年 5月 22日
 

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