尊敬するリチャード・ロング（世界文化賞受賞）と共に、1999年オナラリー賞（ロンドン）を受賞した、土屋公雄の展覧会です。

解体された建物の木材や石、家具、流木、割れたガラスなど、廃材に宿る歴史や記憶の断片を拾い集めた作品を発表しています。素材が持つ長い時間の記憶が土屋氏によって、又新たな生命を持って生まれ変わり、感動と共に消費社会に対する深いメッセージを投げかけます。

今回は東京湾等に流れ着いた流木とマッチを素材とした壁掛けやオブジェなど、新作13点の展示です。

全文提供：　ギャラリエ アンドウ