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江川純太:Overdose
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2017年 10月 15日

江川純太 49932_1 油彩 2017

eitoeikoでは2017年10⽉21⽇(⼟)から11⽉18⽇(⼟)まで、江川純太展「Overdose」を開催いたします。油彩による抽象的な画⾯を構築し、絵画を物質の移動の痕跡と捉え、描画材の再解釈や⾝体的なアプローチを試みてきた江川純太。⻑らく制作と実験の場となっていた横須賀のアトリエを退去し、新しいアトリエを始動して初めての個展となる本展では、これまでの油彩に加え、より平板で⼈⼯的なアクリル絵具を活⽤し、みずから製版したシルクスクリーンにて描画した作品を発表いたします。絵具を医薬品に⾒⽴て、塗り重ねることで⼤量に摂取した画⾯にあらわれるのは「快復」か「破綻」か。この試みが本展の軸となっています。原版には作家の所持する医療機関の診察券の番号が貼付され、作家は限られた空間から脱出を試みるように、あるいは積み⽊が崩れ落ちるまで積み重ねるように作品と向きあっています。画材や技法が変化しても、時間とともに記録されていく⾏為や痕跡が江川作品の根幹であることには変わりません。本展では50号サイズの⼤型作品を4点に、十数点の小品をあわせて展⽰いたします。皆様のご⾼覧をお待ちしております。

江川純太
1978 神奈川⽣まれ
2003 多摩美術大学美術学部絵画学科⽇本画専攻卒業

個展
正解の裏の裏 2015/全ては奥⻭で砕かれる 2014/選択が迫る。後ろはみえない。僕は掴んだ⼿を眺める。 2013/さっき⾒た新しい世界を忘れて、また見る瞬間の 2012/正解も不正解も消えた。それが答えなのか? 2011 以上eitoeiko
あなたは⾒ている。僕は何処か遠くのことを考えていた。TWS 本郷2013

グループ展
From Now On!! 藤沢市アートスペースFAS 2015/アーツ・チャレンジ愛知芸術⽂化センター 2015/アーティスト・ラボ「つくられるの実験」川⼝市アートギャラリー・アトリア2014/Liketch The Rainbow JAUS ロサンゼルス 2013/VOCA 展上野の森美術館 2013

主な受賞
トーキョーワンダーウォール賞 2012/第25 回ホルベインスカラシップ 2012/シェル美術賞⼊選2008

関連イベント
電力音楽演奏会2017「秋電会」〜秋深き時、尺⼋の⾳と共に、寂寥と熱狂のひととき〜
10⽉28⽇(⼟)開演14時30分/開場15時
料⾦2,000 円
出演者 池⽥拓実: コンピュータ、その他 ⽊下正道: ジャンクエレクトロニクス 多井智紀: 改造電気機器 特別ゲスト ⽥嶋謙⼀: 尺八

https://www.facebook.com/events/449920645402524/

全文提供:eitoeiko


会期:2017年10月21日(土) 〜 2017年11月18日(土)
時間:12:00-19:00
休日:日月祝休廊
会場:eitoeiko

最終更新 2017年 10月 21日
 

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