Girls’ Zone 05 |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2009年 10月 04日 |
増子博子≪OKASHIRA≫2008-2009年|Pen and Ink on Paper|1650x1120mm|画像提供:ArtJam Contemporary copy right(c) Hiroko MASUKO 日本の若手女性アーティストによる「純粋さ」と「強さ」を持った作品は世界のアートシーンにおいても高い注目を集めており、本企画「Girls’ Zone」では女性アーティストならではの身体感覚や感情 をそれぞれの方法で表現している作家を中心に今後も定期的に紹介してまいります。今回の展示では、2007年に『AMUSE ARTJAM 2007 in Kyoto』一般人気投票賞や、『トーキョーワンダーウォール賞』など数々の賞を受賞して以来、精力的に活動を続けている増子博子と、『ART AWARD TOKYO Marunouchi 2009』に出品、シュウウエムラ賞を受賞し、今後の活躍がますます期待されている河野里沙、二人の新進気鋭の若手アーティストの作品を展示いたします。 増子博子 Hiroko Masuko ≪主な展覧会:個展≫ ≪受賞歴≫2007年 『アーティストシェアvol.3』選抜賞、『トーキョーワンダーウォール賞』、『AMUSE ARTJAM in Kyoto 2007』一般人気投票賞 河野里沙 Lisa Kohno ≪主な展覧会:グループ展≫ ≪受賞歴≫2009年 『ART AWARD TOKYO Marunouchi 2009』シュウウエムラ賞 ※全文提供: ArtJam Contemporary |
最終更新 2009年 9月 07日 |
驚くべき場面に遭遇してしまった。入っても挨拶のないギャラリーはザラにあるし、スタッフ同士のお喋りが一向に止む気配がないところもあるが、スタッフ同士が言い争っている場面には初めて遭遇した。いや、面識はないからスタッフと断定してはいけないのだが、とにかくバックヤードではなく、ギャラリーの受付らしきところでのその二人は何か言い争っているようだった。もちろん挨拶もない。 残念なことに接客意識の皆無なギャラリーは枚挙にいとまがないが、Art Jam Contemporaryで経験したそれはその想定すら大きく逸脱している。本来はこのようなことを書く場所ではないし書きたくもないのだが、努々気をつけて欲しいのは、展覧会は作品が展示してあればそれでよしではないということだ。スタッフの作り出すギャラリーの雰囲気が作品の鑑賞に大きく影響する。「ご高覧下さい」とプレスリリースに書きながらこの状況は笑止千万である。今回の出品作家は増子博子と河野里沙。もちろんそのような場所で十分な観覧などできるはずがない。