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ACT PRINT PROJECT
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2017年 2月 17日

ACT PRINT PROJECT

アートコンプレックスセンターとHANGA PRINTSが協力し、版画/写真など「プリント」のさらなる普及を目指して企画立てられたACT PRINT PROJECT。作家とギャラリー間の連携を円滑に進め、より多くの作品を、よりたくさんの方の手に渡るよう、サポートしてまいります。魅力溢れる作品をどうぞお楽しみに!

■会期
2017/2/14(tue)-2/26(sun) ※月曜休館
11:00-20:00|LASTDAY 11:00-18:00

■会場
The Artcomplex Center of Tokyo
160-0015 東京都新宿区大京町12-9 2F ACT5
TEL 03-3341-3253

■出展作家
石橋佑一郎 / 大石照美 / 鬼塚敬子 / 河村有佳 / 小林文香
小林美佐子 / 佐野友音 / 鈴木 彩 / 髙島美幸 /中村美穂
野瀬正樹 / 峰山 花 / 松浦香奈絵 / 安河内裕也 / 山口茉莉

⬛︎協力 HANGA PRINTS
⬛︎主催 The Artcomplex Center of Tokyo (ACT)


■作家紹介
鈴木彩 Aya Suzuki

時間の変動とともに“もの”は、“かたち”を変化していく。
そこには、“もの”に宿る時間の姿が必ず存在している。
存在に変貌を与え続ける時間を“もの”に投影し制作しています。

2007年女子美術大学短期大学部卒業
2009年女子美術大学卒業
2011年女子美術大学大学院修士課程修了
2011年~2015年女子美術大学短期大学部助手
2015年~女子美術大学社会人講座通年講座版画コース講師
現在、日本版画協会準会員

2008年~日本版画協会版画展
2011年、2013年Visual contents -視覚の目次- 版画展/SAN-AI GALLERY /東京
2013年 新鋭展part Ⅰ /シロタ画廊
日本版画協会第81回版画展A部門奨励賞
2014年 三人展(版画・日本画・工芸)/たから園現代工芸/栃木

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峰山花 Hana Mineyama

ブルーのもやのような作品は、「自然」をテーマに制作しています。近づいてみると、いろいろな形が線で描かれています。描く形にはこだわりがあり、気の抜けたへらへらとした形にしています。自分も自然の一部なのだとしたら最後はこんなふうに溶け込みたいという願望があるのかもしれません。エッチングを好んで制作しています。腐食されて刻まれた溝にインクを詰めるところが、「版」をイメージの「器」 のように感じられ、心地よいからです。

1988年広島県生まれ。2015年女子美術大学大学院美術研究科版画研究領域修了。
2015年より女子美術大学短期大学部美術コース助手。「自然」をテーマに、自ら漉いた和紙に刷った銅版画を制作している。日本版画協会準会員。

2013年
第2回FEI PRINT AWARD @FEI ART MUSEUM YOKOHAMA/神奈川
阿波紙国際ミニプリント展 @阿波紙ファクトリー/徳島
版画工房サミット @The Artcomplex Center of Tokyo/東京
2014年
第38回全国大学版画展 @町田市立国際版画美術館/東京
女子美術大学大学院版画修了制作展 @シロタ画廊/東京
第8回大学版画展受賞者展 @文房堂ギャラリー/東京
峰山花展 ―空気のすきま― @ギャラリートモス/東京
Visual contents XXV ―視覚の目次― 版画展 @リベストギャラリー創/東京
2015年
アーティストブック-それぞれの版表現 @ギャラリーなつか&Cross View Arts
2016年
第83回版画展受賞者展 @シロタ画廊/東京
田原桂一 in JOSHIBI 〈光合成〉プロジェクト「奥の細道」」@女子美術大学美術館/神奈川
シェル美術賞展2016 @国立新美術館/東京
2012年~2016年 版画展(日本版画協会) @東京都美術館/東京

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鬼塚敬子 Keiko Onitsuka

web site URL:http://keikoo.web.fc2.com/

日常と寄り添う心象風景

2009年 3月 熊本県立第二高等学校美術科 卒業
2013年3月 女子美術大学絵画学科洋画専攻版画コース 卒業
現在 神奈川県在住

展示歴・活動歴
2011年 「東京ワンダーウォール公募2011」入選、東京都現代美術館、東京
2013年 「trun trun展(2人展)」GALLERY EARTH、東京
2013年 「鬼塚敬子展」GALLERY EARTH、東京
2013年~現在 il tram(レストラン)、東京
2014年 「恋焦がれ展(個展)」、GALLERY EARTH、東京
2014年 「サヨナラ2014展(個展)」、GALLERY EARTH、東京
2015年 「第6回 渋谷・表参道 Women's Run」メインビジュアル

受賞歴
2011年 「東京ワンダーウォール公募2011」入選
2012年 「File展」女子美術大学、最優秀賞 
2013年 女子美術大学、卒業制作優秀作品賞
2014年 「ILLUSTRATION ザ・チョイス 第191回審査 福田利之さんの審査」入選
2015年 「ILLUSTRATION 2014年度ザ・チョイス年度賞」入賞

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小林 文香 Kobayashi Ayaka

太古より綿々と続くもの、それは命であったり、思想であったり、信仰であったりします。
その痕跡に焦点を当て、独自の想像を膨らませながら作品に向かい合っています。

山梨県出身
2012年 女子美術大学大学院 版画領域修了
版画協会準会員

2010年より個展を開始、主に銀座・調布・相模原周辺にて開催。グループ展多数。

2014年
まどろみの夢 展 ギャラリー誠文堂 /相模原
小林文香 木版画個展 中央市立田富図書館 /山梨
風のめぐるいろ 展 ギャラリーみるめ /調布
2015年
ひかりをともす 展 ギャラリー檜e・F /京橋
2016年
小林文香木版画個展 ギャラリー檜F /京橋
小林文香 個展 ギャラリー誠文堂 /相模原
星砂あつめ 展 ギャラリーみるめ /調布
冬のひかり 展 ガレリア青猫 /西荻窪

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小林 美佐子 Kobayashi Misako

身体を主なモチーフとして銅版画

1985年 神奈川県出身
2011年 女子美術大学大学院美術研究科版画領域修士課程卒業
2012年より女子美術大学美術教育専攻助手として勤務

2009年
「小林美佐子個展」 Zainul Gallery  バングラデシュ
「浜口陽三生誕百年記念銅版画大賞」準グランプリ ミュゼ浜口陽三 水天宮
2010年
「小林美佐子 個展 ~記憶の断片~」gallery forest 銀座
2011年 
「第11回 浜松市美術館 版画大賞展」 奨励賞 浜松市美術館 浜松
2012年
「小林美佐子 作品展」 アートギャラリーミューズ 前橋
「小林美佐子展-日常に潜む境界-」シロタ画廊 銀座
2014年
「小林美佐子 作品展」 アートギャラリーミューズ 前橋
「小林美佐子 個展」 金魚空間 台湾
「小林美佐子展-深海の光-」シロタ画廊 銀座
「小林美佐子展」 乙画廊 大阪
2015年
「小林美佐子展」画廊ビュッフェファイヴ 和歌山
「小林美佐子新作展-陰獣-」 ザロフ 初台
2016年  
「小林美佐子展-天体観測-」シロタ画廊 銀座

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山口 茉莉  Mari Yamaguchi

空想建築をテーマに制作しています。自身の作った小立体をモチーフにしたり、画面の中で 描画材が生み出した偶然性を利用して新たな構造物を生み出したりしながら私自身が未だ見ぬ 美しい建築の形を求めて制作しています。

1983年愛知県生まれ
2006年女子美術大学卒業(卒制買上賞)
2007年全国大学版画展(買上賞)
2008年女子美術大学大学院修士課程修了
2008~2011年 女子美術大学版画研究室 助手
2012年〜2016年現在 女子美術大学非常勤講師(リトグラフ、製本実習)、水彩画講師他
2011年~日本版画協会準会員

2011年 個展「Stone’s dreams」シロタ画廊 / 東京
2011年 The 8th SPACE International Print Biennial (買上賞) / 韓国
2012年 個展「机上の建築物 -Building castles in the air -」OKUDA ART&CRAFT / 埼玉
2013年 グループ展/SAN-AI GALLERY / 東京
2014年 雲林国際現代美術交流展 / 台湾
2014年 個展 SAN-AI GALLERY / 東京
2015年 雲林国際現代美術交流展 / 台湾(台湾嘉技大学にてワークショップ)
2015年 個展「空想建築」JINEN GALLERY / 東京
2015年 台湾国立嘉義高級中学にて製本と版画の集中授業実施 / 台湾
2016年 個展「空想建築-Towers-」JINEN GALLERY / 東京

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髙島 美幸  Miyuki TAKASHIMA

HP:http://miyukitakashima.jimdo.com/

皆と同じ制服をその必要性を見いだせないまま着せられていた10代の頃は、学校や校則からの脱出を夢見ていた。 教室の中も外も同じ地続きの世界に過ぎないことに気付いた瞬間、生まれた時すでに出口のない世界に放り込まれていたことを悟った。無数の枠組みにはめ込まれ、「現代人」として強制的にカテゴライズされた「私」自らをフィルターにして、心に映ったものを銅版に刻んでいる。
主たるモチーフとしている制服の少女たちは私の精神を視覚化した姿であり、私に内在するエネルギーの象徴でもある。

1991 千葉県出身2014 女子美術大学芸術学部美術学科洋画専攻版画コース 卒業
2016 女子美術大学大学院美術研究科修士課程版画研究領域 修了

<受賞歴>
2014 日本版画協会第82回版画展 A部門奨励賞
2015 第51回神奈川県美術展 平面立体部門 大賞
第40回全国大学版画展 収蔵賞
2016 大久保婦久子賞

<展示歴>
2014 髙島美幸展 GALLERY b.TOKYO/東京
2014 日本版画協会第82回版画展(A部門奨励賞)東京都美術館/東京
2015 日本版画協会第82回版画展受賞者 画廊選抜展 中村美穂・濵田路子・髙島美幸展 養清堂画廊/東京
2015 第51回神奈川県美術館(平面立体部門 大賞) 神奈川県民ホールギャラリー/神奈川
2015 佐野友音 髙島美幸 展ー呼応ー アートギャラリー石/東京
2015 日本版画協会第83回版画展 東京都美術館/東京
2015 第4回 FEI PRINT AWARD 入選作品展 FEI ART MUSEUM YOKOHAMA/神奈川
2015 アワガミ国際ミニプリント展2015 いんべアートスペース/一般財団法人阿波和紙伝統産業会館/徳島
2015 第40回全国大学版画展(収蔵賞) 町田市立国際版画美術館/東京
2016 女子美術大学大学院版画修了制作展 シロタ画廊/東京
2016 PICK UP THE PIECES 檜画廊/東京
2016 第10回大学版画展受賞者展 文房堂ギャラリー/東京
2016 日本版画協会第84回版画展 東京都美術館/東京

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中村美穂 nakamura miho

私は身近な風景をモチーフに、水性木版技法で作品を制作しています。様々な情報に溢れ、急速に変化していく現代社会の中で曖昧に積み重なっていく記憶たち。それでも、日々感じる風の匂いや光の感触、内に潜む捉えどころのない感覚をひとつひとつ大切にしていたくて作品を制作しています。その不確かなイメージを表現する事で、観る人の体験や記憶の中の風景と重なり合う事ができればと思っています。

2015年 女子美術大学大学院美術研究科美術専攻版画研究領域 修了
現在、日本版画協会準会員

活動歴
2011~日本版画協会版画展
2012 第37回全国大学版画展(町田市立国際版画美術館)
2013 新鋭展PartⅠ(シロタ画廊)
2014 日本版画協会第81回版画展受賞者展(シロタ画廊)
第39回全国大学版画展(町田市立国際版画美術館)
2015 女子美術大学大学院版画修了制作展(シロタ画廊)
個展(ギャラリー檜plus)
日本版画協会第82回版画展受賞者展(シロタ画廊)
版画展SELECTION(ギャラリーなつか/クロスビューアーツ)
日本版画協会第82回版画展受賞者画廊選抜展(養清堂画廊)
2016 日本版画協会第83回版画展受賞者画廊選抜展(養清堂画廊)
山口源賞大賞新人賞受賞作品展(沼津市庄司美術館)
日本版画協会第83回版画展受賞者展(シロタ画廊)
個展(シロタ画廊)

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野瀬昌樹  Nose Masaki

私は、人と自然との関わりをテーマとして制作しています。今回は、御縁と思えるような事も重なり、里山の人々と関係が深かった狼を描きました。秩父地方に多く残る狼信仰。三峯講、御嶽講などは関東全域にあり、狼は山の神、または神さまのご眷属として「大口真神」の名で祀られています。しかし、同時に狂犬病などがきっかけとなり人々に恐れられたという側面もあります。こうした様々な狼の姿を通して山や自然を今後も描いていきたいと思っています。

1985年 埼玉県生まれ
2009年 平成20年度東北芸術工科大学学長奨励賞
2010年 東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース版画専攻卒業
2012年 東北芸術工科大学芸術工学研究科修士課程芸術文化
専攻洋画研究領域修了

2008年
第7回高知国際版画トリエンナーレ展 (いの町紙の博物館 高知)
第4回山本鼎版画大賞展 優秀賞 (上田創造館 長野)
2009年 
第34回全国大学版画展 収蔵賞 (町田市立国際版画美術館 東京)
2010年
ヤングアート台北 (art data bankより出品 台湾)
めくるめく東北の鼓動展 (gallery COEXIST 東京)
IWAKIARTトリエンナーレ2010「やる気」(いわき市内 福島)
あおもり国際版画トリエンナーレ2010 (ACAC 青森)
2012年
ピュシス-萌芽する版画家たち-東北芸術工科大学 (養清堂画廊 銀座/羊画廊 新潟/鹿島神社参集殿 福島/恵埜画廊 山形)以降毎年
2014年
森域 野瀬昌樹個展(ギャラリーオル・テール 東京)
2015年
Contemporary Japanese Printmakers(Davidson galleries米国)
京王電鉄高尾山口駅内ショップ楓にて展示 (高尾山口駅内 東京)
中之条ビエンナーレ2015 (四万温泉・中屋)グル-プ名マレビト 群馬)
日韓国際版画交流展(アートガーデンかわさき 川崎)
2016年
Dayton/Kyoto Print Exchange: STORM(スプリングフィールド美術館 米国)
2017年
野瀬昌樹銅版画展(ギャラリーカノン 東京)

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佐野友音  Tomone Sano

私は、自然界の生物や生成物、人体など有機体のもつ柔らかさ、丸みを帯びた形からインスピレーションを受けます。
それは、自己の女性性との共鳴であり、その体験が制作行為の原動力となっているように感じます。
皮膚感覚、私自身の五感を通して認識している“生”を絵画という形で具現化し、作品を目にした人の五感を呼び起こしたい考えています。

女子美術大学大学院では銅版画を専攻し、エッチングとサンドペーパーアクアチントによる抽象画を制作しておりました。
また、銅版画制作と平行して、色鉛筆を使用したドローイング作品制作も続けております。

2012年
第1回 FEI PRINT AWARD@FEI ART MUSEUM YOKOHAMA/神奈川
2013年
南アルプスミニチュア版画展@春仙美術館/山梨
佐野友音 銅版画展@Gallery 銀座フォレスト/東京   
2014年
平成25年度女子美術大学卒業制作展@女子美アートミュージアム/神奈川(買上賞、優秀作品賞)
2015年
佐野友音 髙島美幸展 ‐呼応‐@アートギャラリー石/東京
日本版画協会第83回版画展@東京都美術館/東京
CWAJ版画展60周年記念大賞展@東京アメリカンクラブ/東京,神戸倶楽部/兵庫
第40回全国大学版画展@町田市立国際版画美術館/東京(収蔵賞)
2016年
女子美術大学大学院版画修了制作展@シロタ画廊/東京
還暦-第60回CWAJ現代版画展@HIGHFIELD HALL &Gardens/米国・マサチューセッツ州ファルマス
第10回 大学版画展受賞者展@文房堂ギャラリー/東京
第33回FUKUIサムホール美術展@福井カルチャーセンター・ホール/福井
第1回TKO国際ミニプリント展 2016@B-gallery/東京,アートゾーン神楽岡/京都,GALLERYいろはに/大阪
「DAWN OF YOUTH」@Kato Art Duo/シンガポール
日本版画協会第84回版画展@東京都美術館/東京(賞候補)

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大石 照美  TERUMI OHISHI

私が制作に向かうとき、私自身との繋がりを強くイメージ出来る人物を思い浮かべ、手を動かしています。その人物と私との関係性を繋ぐ意識で画面(銅版)へ線を刻み、行き交う意識や、感情を色彩に置き換え、色をのせています。銅版に刻まれた線(関係性)は、腐食されることで深さを持ち、色(意識)は重なり合うことにより、私と人との繋がりを、より詳細に表現できるように感じています。そうした過程を経て生まれる作品は、私とイメージした人物との繋がりが可視化された『境界』に似たものだと感じています。

1988年 東京生まれ
2011年 和光大学卒業
2013年 女子美術大学大学院修士課程美術専攻版画研究領域 修了

2011年 「全国大学版画展」 町田市立国際版画美術館 町田
2012年 「版とわたしとエトセトラ」 Oギャラリー 銀座
2012年 「台湾芸術大学、女子美術大学交流展」 JOSHIBI ART MUSEUM 相模原
2012年 「△展sankaku-ten」 ギャラリー檜plus 京橋
2013年 「日本版画協会 第80回版画展」東京都美術館 上野
2013年 「女子美術大学大学院修了作品展」シロタ画廊 銀座
2014年 「個展」Oギャラリー 銀座
2013年 「日本版画協会 第82回版画展」東京都美術館 上野
2013年 「大石照美&下川智美二人展」art gallery closet 西麻布
2015年 「個展」Oギャラリー 銀座
2016年 「日本版画協会 第84回版画展」東京都美術館 上野

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石橋 佑一郎  Yuichiro ISHIBASHI

記憶は絶えず目に入り、頭から抜ける。
流れ去る記憶は頭のフィルターを通過し消え去っていく。
蓄積された原風景は心象風景と呼ばれ、忘却されたものは流れる水のように過ぎていく。
フィルターを通過した風景を拾い上げるように画面に紡いでいこうと思う。

1986年 福岡県生まれ
2010年 多摩美術大学美術学部絵画学科版画専攻卒業
2012年 多摩美術大学美術研究科博士前期課程絵画専攻版画研究領域修了
現在  多摩美術大学版画研究室助手
版画協会準会員

2011年  石橋佑一郎×髙橋漠 二人展「focuses」(galleria grafica bis、銀座、東京)
2011年  第8回高知国際版画トリエンナーレ(いの町紙の博物館)
2011年  第36回全国大学版画展 【美術館収蔵賞】(町田市国際版画美術館、東京)
2013年  Small Works 2013 (galleria grafica bis、銀座、東京) -2015/2016
2013年  第4回NBCメッシュッテックシルクスクリーン国際版画
ビエンナーレ 【国際展賞】(銀座美術家連盟画廊、銀座、東京)
2014年 第82回日本版画協会展(東京都美術館、東京) 【賞候補】
準会員推挙
2015年  第9回飛騨高山現代木版画ビエンナーレ 【優秀賞】(岐阜、高山)
2015年  個展 ある日の、ちてん (JINEN Gallery、日本橋、東京)
2015年  アーティストブック それぞれの版表現 (GALLERY NATSUKA、銀座、東京)
2015年  第4回 ウルサン国際木版画フェスティバル(ウルサン、韓国)
2015年  個展 近くのへだたり (小杉画廊、武蔵小杉、神奈川)
2016.年 中華民国第17回国際版画ビエンナーレ(台湾美術館)
2016年  個展-アスノキオク-(JINEN Gallery、日本橋、東京)

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安河内 裕也
Yasukochi hiroya

http://hiroyayasukochi.wix.com/the-artist-jp

作品コンセプト
絵というものが単に個人の経験や時代の影、想像力や無意識の賜物であるなら、 私の絵は何を素に生み出されたのだろうか。私はその答えを知りたかった。自 然と人間の狭間で、その風景は悪魔のように罵り、天使のように囀る。そんな 風景を私は実際に見ていないが、脳髄を駆け巡るその世界は確かに存在する。 私はただそれを模写していればいいのだった。しかし今私は感じる。それは人 類の記憶であり古代の情報であり啓示であると。そして決して繰り返してはならない後悔であり、新しく歩み出すための覚悟なのだ。2016/12/4

作家プロフィール
1985 山口県防府市出身
2005 福岡教育大学(初等教育教員養成課程・美術専修)に入学。
(滝純一、中村隆に師事)
2010 国立東京藝術大学(美術研究科・絵画専攻・版画分野)に入学。
(東谷武美、作田富幸に師事) 2012 国立東京藝術大学を修了
現在 日本版画協会準会員

展示歴
2014 安河内裕也 銅版画創作個展「0 からの風景」/ GALERIE SOL / 銀座
2015/2016 九州・沖縄版画プロジェクト交流小作品展 / ギャラリーおいし / 福岡
2016 色々かたち~東京藝術大学新進作家展~ / 東京藝術大学大学美術館ミュージアムギャラリー/ 上野
2016 「版表現とインスタレーション」展 / ギャルリー志門 / 銀座
2017 第84回日本版画協会版画展受賞者巡回展 / 時津画廊 / 全国百貨店
2017(2/13~2/22) 第84回日本版画協会版画展受賞者展 / シロタ画廊 / 銀座 受賞歴

2010 第35回全国大学版画展(買上賞) / 町田市国際版画美術館/ 町田
2011 第79回日本版画協会版画展(B 部門奨励賞) / 京都市立美術館 / 京都
2011 第6回藝大アートプラザ大賞展(Bion 賞)/ 東京藝術大学 / 上野
2012 第15回台湾国際版画ビエンナーレ(銅賞) / 国立台湾美術館 / 台湾
2013 第6回全国 0・SM 絵画展(奨励賞) / 世界堂本店 / 新宿
2014 第82回日本版画協会版画展(新人賞) / 東京都美術館 / 上野
2015 第4回バンコク国際版画素描トリエンナーレ(買上賞) / バンコクアート& カルチャーセンター / バンコク
2016 第84回日本版画協会版画展(準会員優秀賞-FY 賞-) / 東京都美術館 / 上野

http://www.gallerycomplex.com/schedule/ACT175/app.html

全文提供:アートコンプレックスセンター


会期:2017年2月14日(火) 〜 2017年2月26日(日)
時間:11:00-20:00 ※最終日は18:00まで
休日:月曜日
会場:アートコンプレックス・センター

最終更新 2017年 2月 14日
 

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