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大和美緒個展 VIVID-STILL:静か。鮮烈で_
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2017年 1月 09日

展覧会DM

Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、2017年のスタートにあたる展覧会として、1月6日(金)から22日(日)まで、「大和美緒個展[ VIVID-STILL:静か。鮮烈で_ ]」を開催いたします。

2015年に京都造形芸術大学大学院を修了した大和美緒(やまと・みお/ 滋賀・1990~)は、これまでおもに写真・絵画・彫刻・インスタレーションによる作品展開に取り組んでいます。
大和は制作のプロセスに積極的に身体(私)を用いながらも、そこに完成した画面・空間において、私(大和)を含む大きな自然のシステムの姿を見ようとするかのような作品を展開させています。たとえば、『大きなキャンバスに点をひとつ打つ。次の点をその隣に打つ』『一本の線を引く。次の線をその隣に引く』『一筆書きの星を描く。それぞれの頂点が接するように周囲に同じく星を描く』。これらシンプルなルールによる機械的な作業は、大和の身体によって繰り返されることで、一つひとつのわずかな歪みが連鎖し、いつしか画面上には「絶え間の無い揺らぎ」の波形が現れます。

画面上の無数の点は大和の行為の記録であり、そこには身体の「ままならなさ」を見ることができます。また、一瞬の大和の思考や判断によって個性を与えられた一つひとつの点の連なりは線となって、陽の光や周囲の湿度、環境の影響を受けながら伸びる植物や、その歴史が年輪として現れた板の木目のようなイメージを現します。また、それらは面となって、そこに山の稜線や波のカタチといった揺らぐ世界の姿を垣間見ることもできます。

本展では12月末からの会場制作によりギャラリー空間のガラス面を支持体として制作した「点」による作品《REPETITION RED》や、「星」による《REPETITION RED》のほか、「線」による《REPETITION BLACK》を発表します。また、ガラス板に染料インクを垂らして現れる様相を手がかりに描かれた作品《ORCHIDS》のシリーズも複数展示いたします。

また、本展はCOHJU contemporary artとの2会場同時期開催として、各会場で異なる内容の展示を行います。両会場は徒歩で移動が可能です。ぜひ合わせてご高覧いただき、その魅力をより強く感じていただければ幸いです。


[ステートメント]

何度も繰り返し、ただひたすらに同じパターンを描き続けることで、物質や身体が時間の流れとともに徐々に変化してゆく過程を理解したいと考えています。制作の過程で点の連続はやがて秩序を失い、線はやがて大きく畝る。やがて浮き上がる一つのイメージは”私”という一人の人間が経た経験の投影で あり、生きるという現象の記録なのかもしれません。

大和美緒

*「大和美緒個展[VIVID-STILL:静か。鮮烈で_]」展 の詳細については下記よりご覧ください。
http://www.galleryparc.com/exhibition/exhibition_2017/2017_01_06-yamato.html

http://www.galleryparc.com/

全文提供:Gallery PARC


会期:2017年1月6日(金) 〜 2017年1月22日(日)
時間:11:00 - 19:00 金曜日20:00まで
休日:月曜日休廊
会場:Gallery PARC

最終更新 2017年 1月 17日
 

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