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東島哲:自己紹介版画
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 9月 28日

≪彫獣儀画 阿≫2009年|布・和紙・水性木版|2300×1160mm|画像提供:ギャラリー58 copyright(c) Satoshi HIGASHIJIMA

東島は1980年佐賀県生まれ。2003年九州産業大学芸術学部美術学科絵画コース卒業。現在は福岡にある若手アーティストの制作スペース「共同アトリエ3号倉庫」http://www.3gosoko.ne.jp/の第8期メンバーとして九州を拠点に活動をおこなっています。 初めての個展となる今回の展示では、“自分自身”と動物をモチーフにした木版画を発表します。壁面に連なる高さ2.3メートル×10点の作品群は黒い布で分断され、近くで見ると全体像がはっきりと浮かび上がらない仕組みになっており、「自分自身を知ってもらおうとしても、本当のこと知ってもらうにはとても難しい」という作家のメッセージが込められています。 もう一つのテーマは「我とつながり」。作り手と見る人との間に生じる“ズレ”、自分の中に様々な感情と共に流れ込んでくる“ズレ”、そんな“ズレ”という感覚について問いかける展示をおこないます。

【作家コメント】
自分の頭の中で流れる物語、それを木版版画の彫る、刷る、という作業を重ね合わせて生まれる作品。

そしてその物語(作品)を見てくれる人、その中で他者と自分との間に物語(作品)を会してつながりが出来ることが制作をするうえでの原動力となる。

つながりによって自分の物語が創られ、そしてまた造る。

【プロフィール】
1980年 佐賀県生まれ
2003年 九州産業大学芸術学部美術学科絵画コース 卒業
2009年 共同アトリエ3号倉庫第8期メンバー
<グループ展>2003年 「3,104,238」佐賀県立美術館(佐賀)
<受賞>2008年 ビエンナーレKUMAMOTOⅣ 奨励賞、2000年 熊日総合美術展21世紀アート大賞 熊本市長賞

全文提供: ギャラリー58

最終更新 2009年 10月 05日
 

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