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新しい抽象絵画展
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 9月 28日

画像提供:Nroom artspace copyright(c) Ayuki ENOKISONO

画像提供:Nroom artspace copyright(c) Chihiro KABATA

画像提供:Nroom artspace copyright(c) Yuuri KABATA

J・ポロック、M・ロスコなどの携わった絵画運動は、絵画史上あまりにも卓越した成果をもたらしたため、今日政治的にも歴史的にも多かれ少なかれ、[抽象絵画]が抽象表現主義の文脈に関連づけて捉えられる運命は免れないかもしれません。

しかし、その偉大な絵画運動から半世紀あまりが経った今、物語性の強い作品やアニメーション風の作品が溢れる現代日本のアートシーンにおいて、改めて抽象という表現法の持つ意味を問い直してみる事は、意義深い事ではないでしょうか。

今回は抽象という表現にこだわり、新しい可能性を求めて制作を続ける若い作家を取り上げます。各人の織りなす抽象の世界を俯瞰しながら、現代における抽象絵画の持つ意味を再考してみたいと思います。

榎園歩希Ayuki Enokisono
1978 福岡県生まれ
1986-87 ドイツでシュタイナー教育を受ける
2000 九州産業大学芸術学部デザイン科ビジュアルコース卒業
主な個展
2001 「天を仰ぐ」 山本文房堂(福岡)
2002 「ゆっくりと届け」 湯布院駅アートホールギャラリー(大分)、「確かなもの」OASIS(大分) 大分市文化振興財団主催
2003 ドイツ在住 ドイツ3 か所とポーランドで個展開催
2004 「在ること」 村岡屋ギャラリーにて(福岡)、「在ること」大分市アートプラザ( 大分)、個展 CELEST(福岡)
2006 「AYUKI exhibition」 大分市アートプラザ(大分)、「AYUKI exhibition」福岡市美術館(福岡)、個展 前原市イマジンハウス(福岡)、個展 長崎市パブリックホール(長崎)
2008  「ラブ方向」展ギャラリー58(銀座)

椛田ちひろChihiro Kabata
1978 生まれ
2004 武蔵野美術大学大学院修了 個展
2008 FLAME WORK (Gallery Grand Cafe/六本木)
2008 スーパーポジシオンートリプティク (遊工房アートスペース/杉並区)
2008 スーパーポジシオン (Art Trace Gallery/両国)
2006 椛田ちひろ個展 (Art Trace Gallery/両国)

椛田有理 Yuuri Kabata
個展
2009 "はじまりの配置" youkobo art space / 西荻窪
2009 "世界の交換" gallery Grand Cafe / 六本木
2007 "空の反復" ARTTRACE GALLERY / 両国

全文提供: Nroom artspace

最終更新 2009年 10月 03日
 

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