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アート、ドキュメンタリーとしての「ねこ写真」
ニュース
執筆: カロンズネット編集   
公開日: 2016年 9月 22日

 

2016年11月2日(水)~11月7日(月)、横浜赤レンガ倉庫で猫をテーマにした大規模な写真展が開かれる。

昨年に初開催された『横浜赤レンガ倉庫 ねこ写真展』は、1週間で約7,000人の動員を記録した。2回目となる今年は更にパワーアップし、出展者数65組70名超、作品総数は約800点にのぼる。

消費者の心もクリエイターの心も捉え続ける「猫」。しかし、企画者の星野俊光氏は、猫写真が娯楽作品として扱われがちな「猫写真ブーム」に危機感を抱いてきた。

「実際には、プロ・アマ問わず猫をドキュメンタリーとして撮影している人は多いのですが、その作品を発表する機会は少ない。そんな作品群を少しでも多くの人に見て、知って頂く場を作りたいと思い、企画しました」(猫写真家・星野俊光氏、同展に寄せたメッセージより)

同展には山﨑友也氏、小澤太一氏、鶴巻育子氏など、普段は他のジャンルで活躍するプロフォトグラファーも参加する。今年はプロ枠、招待枠、一般枠に加え、Facebookを通じた公募審査枠も新設。海外作家や新進気鋭の猫写真家の作品も含め、多様な参加者の猫写真が集結。ネット上の画像やコンビニで買える写真集とは一味違う、クオリティにこだわった大判プリントも見どころだ。

「可愛い」「ほっこり」「癒される」作品はもちろん、アート作品やドキュメンタリー作品として何かを「骨のある」猫写真も堪能することができそう。

秋の横浜、赤レンガ倉庫では写真の中の猫が、近くの大佛次郎記念館では猫グッズコレクションが、港の見える丘公園周辺では本物の猫が(多分)待っている。


『横浜赤レンガ倉庫 ねこ写真展2016 ~今を生きる猫たちのキロク・キオク~』
●会期:2016年11月2日(水)~2016年11月7日(月)
●会場:横浜赤レンガ倉庫 1号館2階(神奈川県横浜市中区新港1丁目1-1)
●時間:10:00~19:00 (最終日7日は~15:00) ※入場受付は終了の30分前まで
●入場料:500円(小学生以下無料、当日に限り再入場可能)

●参考サイト:http://akarengasoko-catphoto.yokohama
●Facebook:https://www.facebook.com/akarengasokocatphoto

 

 

 

 

最終更新 2016年 9月 22日
 

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