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特集展示 ドローイングー水彩・パステル・紙の世界
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Published: June 25 2016
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孫 雅由《予響色 DW96-02》1996/木炭、水溶性クレヨン、紙/65.5×100.0cm

「ドローイング」とは、もともとは線で描いた作品をさします。絵具をしっかり塗って描くのではなく、すばやくかんたんに描きとめた作品をドローイングと呼んでいました。

水彩絵具やパステル、鉛筆といった、学校でも使った身近で手軽な材料で描かれることが多く、下絵や習作という意味合いが強かったのですが、今日では独自の重要な分野と考えられるようになってきました。

それは、作者の思考や手の動きがより直接みとめられるものとして、芸術が生まれてくる瞬間により近い表現と言うこともできるでしょう。それゆえ、ドローイングとはこういったものだとはっきり説明しにくいものでもあります。

この特集では、ドローイングをいくつかの面から紹介していきます。描き出されるさまざまな世界をお楽しみください。

http://momaw.jp/

全文提供:和歌山県立近代美術館


会期:2016年6月7日(火) 〜 2016年9月4日(日)
時間:9:30〜17:00(入館は16:30まで)
休日:月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示替え期間。
会場:和歌山県立近代美術館

Last Updated on June 07 2016
 

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