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吉岡耕二 色彩の旅 ポルトガルに誘われて~
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2016年 3月 16日

「LISBOA/リスボア」 2016年 油彩 キャンバス 60.6×72.7cm

鮮やかに脈動する、“魂”のコンポジション

「光」と「色」に魅せられた画家吉岡耕二。その作品には、観る者の魂に迫る詩的な魅力が溢れている―。

1975年に歴史あるサロン・ドートンヌの正会員へと迎えられ、これまで地中海の陽光鮮やかな国々を多く描いてきた画家がBunkamuraでの13回目の個展の舞台へと選んだのは、ヨーロッパの中でもとりわけ緩やかな時間が流れる、ユーラシア大陸最西端の国ポルトガル。

坂道が多く、上から見下ろすのは抜けるような空と海。白壁に映える赤屋根も美しい港町、首都のリスボンを中心にポルト、コインブラなど各地の素晴らしい風景を描いた、油彩、版画、オイル・オン・ペーパーの新作約30点を一堂に展覧・販売いたします。

「ここに地終わり、海始まる」ポルトガルの偉大な詩人カモンイスが詠んだように、大西洋の大海原を背負い、美しく雄大に広がる情景―。時に激しく躍動し、時に静寂の内に佇む、その命宿る色彩で存分に描き切る吉岡の筆に是非ご期待下さい。

http://www.bunkamura.co.jp/gallery/exhibition/160409yoshioka.html

全文提供:Bunkamura Gallery


会期:2016年4月9日(土) 〜 2016年4月20日(水)
時間:10:00-19:30
休日:会期中無休
会場:Bunkamura Gallery

最終更新 2016年 4月 09日
 

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