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野口哲哉ノ作品展「別世界旅行」
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2015年 10月 06日

野口哲哉イメージ

ギャラリー玉英では10月5日(月)より野口哲哉の新作展を開催いたします。
「別世界旅行」をテーマに、不思議な旅の風景や、その中で出会う人々などをモチーフとした平面、立体、併せて20点ほどを展示いたします。

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野口哲哉ノ作品展「別世界旅行」
会期:2015年10月5日(月)〜24日(土)
10:30〜18:30(但し、16日(金)・23日(金)は20:00まで)
日曜・祝日休み
会期中の金曜・土曜は作家在廊予定。
会場:ギャラリー玉英(東京都中央区銀座5-3-12壹番館ビルディング4階)

<アーティスト・トーク>
10月10日(土)14:00〜
10月17日(土)14:00〜
野口哲哉による作品の解説や、制作についてのトークを行ないます。
※会場内スペースに限りがあるため、各日定員20名程度を見込んでおりますが、
定員を上回る場合は当日数回に分けて行ないます。
※質疑応答もございます。

【お問い合わせ】
ギャラリー玉英 03-3574-6116
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野口哲哉が作り、描く人物は、いつも鎧兜を着ています。
愉しそうでもあり、どこか寂しげでもあるその姿は、
どの時代の人間も抱える複雑で多様な感情が反映されています。


多層的なコンセプトに遊び心を内在させる独特の作風は 
美術ファンのみならず、ジャンルの垣根を越えた多くの層からの共感を呼んでいます。

今回の展示では『物語』を主題に、旅する人物や   
その中での出会いや景色などを幻想的なイメージで展開して行きます。

これまでは、緻密な考証や、シュミレーションを用いた説得力のある
作品が主立っていましたが、今回の展示では一転、夢物語のような浮遊感の
ある彼の側面が強調されています。

謎めいた登場人物たちは侍の様にも、まるでおとぎ話の兵隊達の様にも見えます。
どこか悲しげで、殺伐とした風景の中を通り過ぎる人物たちは、現代社会の中で
それぞれが孤独や寂しさを抱えながらも、それなりに楽しく生きてゆく、私たちの姿とも重なります。


野口哲哉
美術作家。1980年香川県生まれ。広島市立大学大学院芸術学部油絵科修了。主な展覧会に「LE MONDE DE COCO ココの世界展」(シャネルネクサスホール/2007年)、「医学と芸術展」(森美術館/2009年)、「野口哲哉展 −野口哲哉の武者分類図鑑−」(練馬区立美術館、アサヒビール大山崎山荘美術館/2014年)など。企業とのコラボレーションとして、CHANEL(2007年)、芝浦工業大学(2010年)、Audi Japan(2014年)など。2015年には羽田空港国際線ターミナルでアートディレクションを手掛ける。著書として「野口哲哉ノ作品集 侍達ノ居ル処」(青幻舎)。



全文提供:ギャラリー玉英


会期:2015年10月5日(月) 〜 2015年10月24日(土)
時間:10:30〜18:30 ※16日(金)と23日(金)は20:00まで
休日:日曜、祝日
会場:ギャラリー玉英

最終更新 2015年 10月 06日
 

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