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これからの、未来の途中―美術・工芸・デザインの新鋭11人展
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2015年 1月 07日

 

新人クリエイターの成長に必要なものは何か?

この問いかけとともに「未来の途中プロジェクト」は2013年度よりスタートしました。このプロジェクトでは、作品発表の機会、作品についての批評を受ける機会、作品について自ら思いを語る機会、同世代のクリエイターと議論を深める機会など、クリエイターの成長を促すきっかけの場を提供してきました。 京都工芸繊維大学美術工芸資料館では、今年度新たに、公募審査ならびに推薦によって選ばれた11人の新人クリエイターを迎え、「これからの、未来の途中―美術・工芸・デザインの新鋭11人展」開催します。絵画、彫刻、写真、陶芸、染織、プロダクト・デザイン、グラフィック・デザインと多岐にわたる、いずれも20歳代30歳代の若手作家11名の瑞々しい表現が並びます。

日本のクリエイティビティの次代を担うであろう者たちが、自己充足した閉塞的な状況に閉じこもることなく、作品制作と発表を通して、作家同士あるいは作り手と受け手が繋がる場として、この展覧会が機能することを願っています。若さゆえの冒険と脆さが同居するこれら11人の創造行為は、鑑賞者の皆さまからの率直なご意見、ご批評を待っています。 これからの未来へと向かう彼ら11名のクリエイションを、鋭い眼差しを持って、存分にお楽しみ下さい。

*本展覧会は、文化庁平成26年度助成「大学美術館を活用した美術工芸分野新人アーティスト育成プロジェクト」の一環として開催されるものです。

<出品作家>
荒井理行、石井聖己、門田訓和、来田広大、嶋春香、高野友実、谷穹、本田亨一、前谷開、 牧山智恵、吉田奈々

<入館料>
一般200円、大学生150円、高校生以下無料
*京都・大学ミュージアム連携所属大学の学生・院生は学生証の提示により無料。

<関連イベント>
第一線で活躍するキュレーターをゲストに迎え、出品作家が2回に分かれて自作について語ります。

●アーティストトーク1
日時:1月24日(土)13:00-15:00
出演:出品作家+飯田志保子(東京藝術大学美術学部先端芸術表現科准教授)
会場:美術工芸資料館2階展示室

●アーティストトーク2
日時:2月7日(土)13:00-15:00
出演:出品作家+菅谷富夫(大阪新美術館建設準備室 研究主幹)
会場:美術工芸資料館2階展示室

その他、海外のキュレーターを迎えたトークセッションを会期中、開催する予定です。詳細が決まりましたら、発表します。
※展覧会公式サイト参照のこと。

展覧会公式サイト

全文提供:京都工芸繊維大学美術工芸資料館


会期:2015年1月13日(火)~2015年2月28日(土)
時間:10:00-17:00(入館は16時30分まで)
休日:日曜日・祝日、1月17日(土)、2月25日(水)、2月26日(木)
会場:京都工芸繊維大学美術工芸資料館

最終更新 2015年 1月 13日
 

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