2014年8月17日（日）、まつだい「農舞台」（新潟県十日町市松代）で、「銭湯ペンキ絵」のライブペインティングが行われる。同所で開催中の「限界芸術百選プロジェクト　田中みずき銭湯ペンキ絵展」に関連したイベントだ。

近年、アートとしても注目される銭湯ペンキ絵。富士山や松など定番の「型」に、描く場所にまつわるモチーフを盛り込み、「どこかにありそうで、どこにもない」風景を描き出す。

田中みずきさんは、当サイト「カロンズネット」の編集長を務めながら銭湯ペンキ絵の継承に取り組んできた。絵師の下での修業を経て先ごろ独立し、各地で制作を行っている。

今回、実演をするまつだい「農舞台」は、食、買い物、イベントなどを通して雪国の農耕文化を体感できる総合文化施設。三年に一度開かれる「越後妻有　大地の芸術祭」の拠点としても知られる。周囲の自然はもちろん、気鋭の建築家やアーティストらが手がけた建物や、屋内外に点在する約40のアート作品も見どころだ。

田中さんは、会場周辺を訪ね歩いて得た見聞をもとに、ギャラリーの壁面いっぱいにペンキ絵を描くという。

残暑の都会を抜け出して、雪国にアートを体験しに行ってはいかがだろうか。

展覧会「限界芸術百選プロジェクト　田中みずき銭湯ペンキ絵展」

●会期：2014年7月19日（土）～10月26日（日）10:00〜17:00　(水曜休館)
●場所：まつだい「農舞台」（新潟県十日町市松代3743-1）
●料金：大人600円　小中学生300円（まつだい郷土資料館との共通入館券）
 ＊「2014夏作品鑑賞パスポート」提示で無料
●会期中イベント：ワークショップ「ペンキ絵ライブ」8月17日（日）13:00～
●問合せ：「大地の芸術祭の里」総合案内所　TEL 025-761-7767
●参考サイト：　http://www.echigo-tsumari.jp/calendar/event_20140719_1026