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モネ、ルノワールからピカソまで ポーラ美術館コレクション
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2014年 8月 07日

ピエール・オーギュスト・ルノワール 《レースの帽子の少女》 1891年 ポーラ美術館蔵

ポーラ美術館は、印象派を中心とした西洋絵画と、黒田清輝ら近代の日本の洋画や日本画、さらにアール・ヌーヴォーを中心としたガラス工芸、化粧道具、東洋陶磁など日本最大級のコレクションで有名です。本展では、ポーラ・コレクションの中でも、特に人気の高い、モネ、ルノワールをはじめとする印象派から、セザンヌ、ファン・ゴッホ、ゴーガン、ピサロなどのポスト印象派、さらにルドン、ローランサン、マティス、ブラック、ピカソなど20世紀の巨匠に至る、ポーラ美術館が誇る珠玉の名画72点をご紹介します。


【展覧会構成と内容】
第1章
光の中へ 印象派の革新と影響
クールベ、コローなどの印象派の前の世代の作品からはじまり、印象派を代表するモネとルノワールの作品に見られる表現上の変遷を提示することで、その革新性を明らかにします。さらに、ボナールの存在を通じて、20世紀へと引き継がれる印象派絵画の系譜を示します。

第2章
躍動する色彩 ポスト印象派からフォーヴへ
セザンヌやファン・ゴッホらポスト印象派の影響を念頭に、20世紀初頭に出現したフォーヴィスム(野獣派)の画家たちをはじめ、おもに色彩をめぐって開花した革新的な表現に焦点をあてます。ヴラマンクのフォーヴ期の風景画にはじまり、マティスの室内の人物画やデュフィの音楽的なハーモニーを感じさせる作品など、固有色を離れた画家たちが色彩の調和のあり方を模索する様相をご覧いただきます。

第3章
造形の冒険 ピカソとブラック
ピカソとブラックに代表される20世紀の絵画表現の革新性を提示します。ピカソとブラックの交友関係から、独特の表現を生み出したローランサンの作品と、ピカソとブラックの絶えざる造形的探求をみることで、具象と抽象の間を行き来する20世紀絵画の造形をめぐるダイナミズムをご紹介します。


開催クレジット
主 催:広島県立美術館、中国新聞社、中国放送、イズミテクノ、公益財団法人ポーラ美術振興財団 ポーラ美術館
後 援:広島テレビ、広島ホームテレビ、テレビ新広島、広島エフエム放送、FMちゅーピー76.6MHz、
エフエムふくやま、尾道エフエム放送、FMはつかいち76.1MHZ
特別協賛:メンテックワールド
協 賛:広島県信用組合
企画制作:TBSテレビ
企画協力:テモアン


全文提供:広島県立美術館
会期:2014年9月13日(土)~2014年11月9日(日)
時間:9:00~17:00 ※金曜日は20:00まで ※入館は閉館30分前まで ※9月13日(土)は10:00開場
会場:広島県立美術館
最終更新 2014年 9月 13日
 

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