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加藤隆明 展
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Published: July 28 2014
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タイトル:「生きもの死にもの Shadow of the moss 2014」(一部)
制作年:2014
素材:蚕網(実際に使用した道具)、絹布
サイズ:各 66x90cm

[作家コメント]
生きもの死にもの Shadow of the moss 2014

なり得なかった形を造る。蚕はこの網の上で育ち繭になる。
変身中に生命が終焉し絹を残す。その絹製品を使い、
育った場所に変身後の姿を映し出す。


生きもの死にもの Metamorphoses 2014-1

豚真皮という素材の特性が、意味を保存することを遠ざける。
フェティシズムを機能させた彫刻作品ではなく、生体として
鑑賞者と向き合う作品。それは変形、消滅する性質もある。
膠色に光り空間を包み込むような表面の構成は、視線を透過させ
量塊を把握することを困難にさせる。軽くて弱く視界に留めにくい
彫刻となる。鑑賞者は自らの成分と同じ物質で作られた別物を
体験する。

(2014.7.14 加藤 隆明)

[作家プロフィール]
加藤 隆明 KATO Takaaki

1959年 福井県生まれ
1982年 大阪芸術大学芸術学部芸術計画学科卒業
1984年 大阪芸術大学芸術学部美術学科専攻科修了

<個展>
1983年 ギャラリー16('84 '86 '89 '91 '94 )
ギャラリー彫刻画夢
1984年 アートスペース
1987年 ギャラリークオーレ('90)
1991年 なびす画廊('93 '96 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '06 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13)

<グループ展、その他>
1980年 「京都アンデパンダン展」
「福井県総合美術展」(福井市教育委員会賞受賞)
「神戸ローズガーデン美術展」(入選)
1981年 「福井県新鋭作家選抜展」
「京都アンデパンダン展」
1982年 「福井県総合美術展」(福井市教育委員会賞受賞)
「京都アンデパンダン展」
「プロジェクトする作家たち」ギャラリー彫刻画夢
「架空通信テント美術展」
1983年 「ART PIAROGUE FESTIVAL」ギャラリー彫刻画夢
「京都アンデパンダン展」
1985年 グループ展、大阪府立現代美術センター
「架空通信テント美術展」
1986年 「京都アンデパンダン展」
1988年 「円空88木彫フェステバル」岐阜県関市
グループ展、画廊ぶらんしゅ
1989年 グループ展、韓国、コウジン美術館 001
1992年 「音触展」大阪芸術大学 展示室
1999年 「20世紀の証明展」大阪ABCギャラリー(大阪芸術大学主催)
2000年 神奈川県平塚市美術館主催 ―身体を表現するーワークショップ
「魅せられし素材展」ギャラリーフレスカ
2001年 富山県砺波市美術館主催 ワークショップ
2003年 アートプロジェクト企画運営「アートサーカス~芸術・芸能市~」藤井寺市道明寺天満宮
2004年 アートプロジェクト企画運営「アートサーカス~芸術・芸能市~」藤井寺市道明寺天満宮
2005年 アートプロジェクト 大阪造形センター ―世界は肉体に付着せよー
2007年 障害者の芸術大学体験プロジェクト・ワークショップ、大阪芸術大学
2008年 大阪芸術大学芸術学部芸術計画学科主催「―アートキッシュー」壁画展示指導
大阪芸術大学芸術学部芸術計画学科主催 なんばパークス  
造形指導アート教育プログラム
2009年 大阪芸術大学芸術学部芸術計画学科主催「ーアートキッシュー」壁画展示指導
2010年 「奈良アートプロム」(作品は11月から1年間に亘り展示、作品は消滅)(主催:NAP実行委員会)
大阪芸術大学芸術学部芸術計画学科主催「―アートキッシュー」壁画展示指導
2012年 「HANARART2012」奈良県御所市
2013年 「HANARART2013」奈良県御所市
グループ展、CUBIC GALLERY


全文提供:なびす画廊
会期:2014年10月13日(月)~2014年10月18日(土)
時間:11:30 - 19:00(土曜17:00まで)
休日:日
会場:なびす画廊
Last Updated on October 13 2014
 

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