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アーティスト・イン・レジデンス・プログラム2009/秋:HOME
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 8月 26日

呉夏枝≪不在の存在≫2008年|ポリエステルオーガンジ、真綿、絹糸|画像提供:国際芸術センター青森 (C)copyright Akihiko AMANO

国際芸術センター青森では、年に2回春と秋に国内外からアーティストを招聘するアーティスト・イン・レジデンスを開催してまいりました。春の指名制に対し、秋は全世界からの申請を受け付ける公募制をとり、若手アーティストを中心にプログラムを進めています。秋の公募制のレジデンスとしては8回目(レジデンスとしてはトータルでは17回目)となります今回のプログラムを下記要領で実施します。

プログラムテーマ:「Home」
Homeは、共同体の最小単位である家庭としての「家」だけではなく、さまざまな意味を含み持ちます。政治的なつながりとしての「国家」、帰るべき場としての「故郷」、なにものかが発生した地としての「出発点」、概念的なグルーピングの結果のおける「こちら側」、あるいは「精神の安住の地」など。それはこの世に立つ人間が社会をつくり、その境界を客観的に理解したときから始まる概念といえます。それゆえに例えば「Home」の喪失は、単に物理的に住居を失うこと以上の、複雑な局面と深い意味をもつのでしょう。今回のアーティスト・イン・レジデンス・プログラムでは、この「Home」を手がかりに展覧会を構成します。

参加アーティスト
呉 夏枝 (オ・ハジ)(大阪/日本)、大西 康明 (おおにし・やすあき)(大阪/日本)、Cornelia KONRADS (コーネリア・コンラッズ)(バード・ミュンダー/ドイツ)、PARK Hyesoo (パク・へス)(ソウル/韓国)

全文提供: 国際芸術センター青森

最終更新 2009年 9月 24日
 

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