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井上廣子:Are they still here
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2014年 4月 07日

 

Yoshiaki Inoue Galleryでは、2014年 4月12日(土)より 井上廣子展 -Are they still here-を開催いたします。

井上廣子は1992年より日本、ドイツ、オーストリアを中心に現代美術作家として活動。 1995年の阪神・淡路大震災の経験を契機として隔離された人間の心の痛みや、人と人を隔てる境界をテーマに作品 を制作。世界各地の精神科病棟など隔離された施設の窓をモチーフとした写真作品で高い評価を得る。 2階で展示の〈Mori:森〉では、日本とドイツの森を通して自然の驚異や圧倒的な力、自然の光と影、生と死 の循環を表現、人々がどの様に自然と共存し、次代に何を伝えて来たのか、森の記憶を通して未来へのメッセージを発 信する。3階の〈Omni-Presence〉では第二次世界大戦後、経済成長を追い求める消費社会のなかで、日独両国の 忘れ去られていく人々の生活の場や魂の軌跡を作品として制作。窓一枚の境界を通してどのように他者を理解し、どの ように繋がることが可能なのかを問いかける。

12日(土) 17:00-18:00 ギャラリートーク / ゲスト:出原均(兵庫県立美術館 学芸員)
18:00-20:00 レセプション


全文提供:Yoshiaki Inoue Gallery
会期:2014年4月12日(土)~2014年5月10日(土)
時間:11:00 - 19:00
休日:日・祝
会場:Yoshiaki Inoue Gallery
最終更新 2014年 4月 12日
 

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