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堂島リバービエンナーレ2009:リフレクション:アートに見る世界の今
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2009年 8月 16日

ジェーン・アレキサンダー ≪Verity, Faith and Justice≫2006年|© J. Alexander|photo by Luke Tan|画像提供:堂島リバーフォーラム copyright(c) Jane Alexander

「堂島リバービエンナーレ2009」は堂島川のほとりに位置する堂島リバーフォーラムが隔年で開催する現代アートの祭典です。第1回目の今回は、『リフレクション:アートに見る世界の今(Reflection : The World Through Art)』と題し、南條史生(森美術館館長)がアートディレクターを務めたアジアにおける最大級の国際美術展「シンガポールビエンナーレ」(第1回展 2006年、第2回展2008年)の出品作品の中から政治的、社会的、文化的な問題提起を行う選りすぐった作品を紹介します。いま世界は、金融危機のみならず、民族や宗教に根ざした紛争あるいは貧困の問題などに直面していますが、こういった諸問題を含めて多角的な視点をもって地球を見渡すと、それらが地球環境にも大きく影響していることがわかります。アートはそうした問題の存在に目を向けさせ、視覚的な魅力を持って、私たちの心に訴えかけます。「世界の今」をリフレクトする現代アート。グローバル化の時代に、日本は、そして私たちは、これからどこへ向かうのでしょうか。アートを通して我々の生き方について改めて考える機会となることを願っています。

アートディレクター=南條史生(森美術館館長)
キュレーター=窪田研二(インディペンデント・キュレーター)
企画協力=ナンジョウアンドアソシエイツ

参加アーティスト(予定):
会田誠(日本)、アルフレド&イサベル・アキリザン(フィリピン)、アクタン・アブディカリコフ(キルギス)、ジェーン・アレキサンダー(南アフリカ)、イーラン・イー(マレーシア)、トマス・オチョア(エクアドル)、ホセイン・ゴルバ(イラン)、シュー・ビン(中国)、スーハ・ショーマン(パレスチナ)、ツェ・スーメイ(ルクセンブルグ)、レオニド・ティシコフ(ロシア)、ドリック・ピクチャー・ライブラリー(バングラディッシュ)、チャーリー・ニジンソン(アルゼンチン)、福田龍郎(日本)、セルジオ・プレゴ(スペイン)、イサック・ベルビック(ボスニア・ヘルツェゴビナ)、ツーニェン・ホー(シンガポール)、松蔭浩之(日本)、ファハド・モシリ&シリン・アリアバディ(イラン)、フリオ・セサール・モラレス(メキシコ)、アイザック・モントーヤ(スペイン)、クレア・ランガン(アイルランド)、ディン・Q・リー(ベトナム)、リー・キーボン(韓国)、クリスティナ・ルーカス(スペイン)、ジョシュア・ヤン(シンガポール) (順不同、五十音順)

全文提供: 堂島リバーフォーラム

最終更新 2009年 8月 08日
 

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