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ギャラリー恵風開廊12周年記念展 野村久之+野村 はるみ 展
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2014年 4月 01日

 

[作家コメント]
1971年に地球についてのインスタレーション 野村久之メッセビジョン・1を京都府立文化芸術会館で開催した。その後地図を造形化する手段を模索して、円筒図形に到達し、シリンダーシリーズを始めたのが1973年広島スズカワ画廊に於ける メッセビジョン・2+1だった。その後、作品は種々のシリーズを展開しながらも何故か円筒図形は私の通底する考え方として下意識化されていた。40年を経て2012年の大阪・画廊ぶらんしゅに於いてメッセビジョン・3としてのインスタレーションを開催した。今回の 画廊 恵風に於けるシリンダーシリーズはその続編である。
(野村久之)


共生シリーズ制作の発端は、25年ほど前に岩倉川の櫟の樹液を求めて集まる昆虫(蝶、蜂、甲虫類)たちが、老木の大きな洞に生命を育む姿を見たことに始まります。その後も自然界の共生をテーマにした取材、制作を続けています。
(野村はるみ)

[作家プロフィール]
野村 久之  NOMURA Hisayuki
1959-64  ケラ美術協会結成・活動
1962 第5回 現代日本美術展(東京都美術館)
1964-80 京都北白川美術村に入居・制作活動
1965 現代美術の動向展(京都国立近代美術館)
1966-69 毎日選抜美術展(京都市美術館)
1967 第2回 現代日本彫刻展(宇部市 野外彫刻美術館)
1967 Tricks and Vision展 ―盗まれた眼― 
(東京画廊・村松画廊)
1970 メキシコ国立自治大学 San Carlos Academy
of Fine Artsの招聘で渡墨
1971 野村久之メッセビジョン・1 地球について
(インスタレーション) 京都府立文化芸術会館
1972 野村久之メッセビジョン・2 朱と緑について
(インスタレーション) ギャラリー16・鴨川
1973 野村久之展 シリンダーについて (広島・スズカワ画廊)
1986 メキシコグアナファト大学 Esc.de Artes Plasticas 及び
モンテレイ Instituto Estudios de Arte の招聘で渡墨 
1990 「燃焼の時代 1950年代京都の日本画」(京都市美術館)
1992 BACK AND FOUTH ケラ美術協会
1959-1964 作品・資料  (ギャラリー16)
1994 日本画の抽象展(東京・O美術館)
1994 「関西の美術」1950―1970s (兵庫県立美術館)
1999 野村久之 1958―1999(大阪・ABCギャラリー)
2000 比治山大学教授を退任
グアナファト大学教授(08年まで)
2008 コレクション展・作品と作品の間に―4つの変奏
(東京・目黒区美術館)
2011 「石子順造的世界」(東京・府中市美術館)
2012 野村久之メッセビジョン・3  シリンダーシリーズ
(大阪・画廊ぶらんしゅ)
2014 野村久之 シリンダーシリーズ展 (ギャラリー恵風)



野村 はるみ  NOMURA Harumi
1975 京展 紅賞 受賞
1977 京展 読売新聞社賞 受賞
1984 野村はるみ日本画展 (三木市商工会館)
1985,86 京都市美術選抜展
1988 日春展 日春賞 受賞
1989 野村はるみ日本画展(三木市立 堀光美術館)
1989 京都女流画家展
1996 京都府日本画家協会 新鋭選抜展 京都新社賞 受賞
1997 野村はるみ日本画展(三木市立 堀光美術館)
1997 野村はるみ展 共生シリーズ(ギャラリー三条)
1999 日春展 日春賞・外務大臣賞 受賞
1999 日展 特選
2001 文化庁現代美術選抜展
2003 日展 特選
2006 文化庁現代美術選抜展
2008 日展審査員
2009,13 全関西美術展 審査員
2013 「日本画 こころの京都」(京都文化博物館)
所属: 日展会員 日春会会員 晨鳥社会員 
京都府日本画家協会会員


全文提供:ギャラリー恵風
会期:2014年4月1日(火)~2014年4月13日(日)
時間:12:00~19:00( 最終日 18:00 まで)
休日:4/7(月)
会場:ギャラリー恵風
最終更新 2014年 4月 01日
 

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