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本荘正彦:花の精を描く
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2014年 4月 01日

 

いま、若いアート制作者に木版画に興味をよせ、制作に打ち込む作家がすこしずつ増えてきています。 これは1980年代以降かってない事です。デジタル出力にない自分の手でつくりだす微妙な仕上がりの 魅力と木の國ならではの日本の伝統芸術が創り上げた技法を新しい感覚で創作するのに面白味を見い だしているようです。本荘正彦氏はそのトップランナーとも言えます。
本荘正彦氏は、1963年神戸市生まれ。1985年京都教育大学教育学部美術科卒業後より木版画を始め 28年になります。江戸時代に完成された浮世絵の伝統を継承する多色摺木版画の技法を「自画、自刻、自摺」 で制作し、新しい木版画の世界を作り続けており、幅広い年齢層の愛好家がいます。花や草木を確かな 造形力で意匠化し、新鮮で繊細な色使いにより「今の時代の和感覚」を表現しています。 やさしい温もりのある木版画は、見られた方がほっと心楽しくなる展覧会です。

作家在廊日 4/9(水)・10(木)

関連イベント:
本荘正彦 木版摺り実演 4月9日(水) 12:30~ ギャラリーにて
美麗な本荘木版の特徴である、ぼかしやごま摺りなども公開

全文提供:丸善・丸の内本店 4階ギャラリー A


会期:2014年4月9日(水)~2014年4月15日(火)
時間:900 - 21:00
会場:丸善・丸の内本店 4階ギャラリー A

最終更新 2014年 4月 09日
 

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