2014年4月1日より深川番所では木村裕展を開催します。木村裕は活動を開始した1980年代半ばから一貫して音と形、言葉をモチーフとする作品を発表してきました。画廊空間から屋外広場など様々な環境と響きあうインスタレーションに表現の特徴があります。2010年以来深川番所での2回目の紹介となる本展では、作家自身が作曲したピアノ曲が流れる空間で絵画と文字のドローイングを展示し、来場者の方による詩の朗読を介してそれぞれの表現が一体となる作品体験を試みます。オーディオビジュアルの強い刺激に満ちた現代生活の中で共鳴する身体をこの機会に是非ご堪能ください。

［作家プロフィール］
木村裕
1957　東京都生まれ　Bゼミ卒業

個展（抜粋）
2010　深川番所（東京都江東区）
2007　ZAIM302号室（神奈川県横浜市）
2005　ギャラリーゴトウ（東京都中央区）
2001　フタバ画廊（東京都中央区）
1996　GALERIE POLARIS（フランス、パリ）
1995　ベイスギャラリー（東京都中央区）
1994　かわさきIBM市民文化ギャラリー（神奈川県川崎市）

グループ展（抜粋）
1999　「木村裕×冨井大裕　所在の家-見知らぬ私のために」メタルアートミュージアム（千葉県）
1994　「ひとりの作家、ひとりの招待作家、ある一日」GALERIE POLARIS（フランス、パリ）
1993　「サウンド」MUSEION（イタリア、ボルツァーノ）
1992　「神奈川アートアニュアル92」神奈川県民ホール（神奈川県横浜市）
1991　「ゾーン」多摩中央公園（東京都多摩市）

木村裕×篠原誠司（足利市立美術館学芸員）によるアーティストトーク
2014年4月1日　火曜日　17:00～18:00　入場無料