| EN |

狩野派の障壁画―原六郎コレクション
展覧会
執筆: カロンズネット編集3   
公開日: 2014年 1月 28日

狩野派「蘭亭図」(三井寺旧日光院客殿障壁画) 四幅のうち 江戸-桃山時代

三井寺旧日光院客殿障壁画は、狩野派が描いた水墨の襖絵や壁貼付絵で、滋賀県大津市にある三(み)井(い)寺(でら)(園城寺(おんじょうじ))の塔頭の一つ、日光院(にっこういん)客殿を飾るものでした。明治25年(1892)、実業家・原六郎(1842-1933)は日光院客殿を建物ごと買い取り、自邸の建つ品川御殿山(東京都品川区)に移築します。建物は昭和3年に護国寺(東京都文京区)に寄進し、月光殿(重要文化財)として現存しますが、障壁画は掛幅と屏風に改装し、原六郎コレクションの中核となっています。
今回はこの障壁画群から、客殿の奥ノ間を飾った「蘭亭図」、下ノ間を飾った「虎図」と「花鳥図」を二期に分けて紹介いたします。書院造を参照した、本来の鑑賞の場に近い展示空間でご堪能ください。
会期中、カフェトークなどイベントを予定しております。詳細は追ってお知らせいたします。

【前期】 2014年3月15日[土]-4月23日[水]
【後期】 2014年4月25日[金]-5月28日[水]


全文提供:ハラ ミュージアム アーク
会期:2014年3月15日(土)~2014年5月28日(水)
時間:9:30 - 16:30(入館 - 16:00)
休日:木(3月27日、5月1日は開館)
会場:ハラ ミュージアム アーク
最終更新 2014年 3月 15日
 

関連情報


| EN |