横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 ID-写された“わたし”- |
展覧会 |
執筆: 記事中参照 |
公開日: 2011年 10月 21日 |
横浜市民ギャラリーあざみ野では、写真表現の現在を切りとる企画展と、収蔵する約10,000件の横浜市所蔵カメラ・写真コレクションを活用し、様々な切り口で紹介するコレクション展を毎年開催しています。今年からこの二つの展覧会を開催する期間を「あざみ野フォト・アニュアル」と名づけました。その第一弾として、韓国人アーティスト、ブムンの日本で初めての大規模な個展と、 「ID -写された“わたし”-」と題したコレクション展を同時開催いたします。ぜひ二つの展覧会をお楽しみください。 横浜市所蔵カメラ・写真コレクション展 ID-写された“わたし”- 1830年代末に写真が発明されると、この新しい技術は、主に肖像写真の分野で使われ始めました。人々はより真に迫った肖像の可能性を見出し、写真は人が“私”あるいは“他者”を知り、その姿を手に入れるための大切な手段となりました。写真の中の個人のイメージは、時代を経て技術の発展とともに、ただ顔かたちを写しとることだけに留まらず、その人の職業、階級、人種あるいは性格など様々な属性を表すものとみなされるようになり、報道や娯楽、学術調査、政治など、多様な場面で使われるようになっていきます。 ID(identification)=身元を証明するもの、身分証明書の意。 コレクション担当によるギャラリートーク 展覧会公式ページ ※全文提供: 横浜市民ギャラリーあざみ野 会期: 2011年10月22日(土)~2011年11月13日(日) |
最終更新 2011年 10月 22日 |