| EN |

横谷研二展(2018)
展覧会
執筆: 記事中参照   
公開日: 2018年 6月 26日

2017年「横谷研二展」展示風景

    実用性だけを意図した梱包素材である段ボールを、精妙な空間造形へと変身させる作家、横谷研二。段ボール内部の波型が外面へと変換され、その新たな面を組み合わせてできる四角柱が中空に吊るされ林立すると、それぞれの動きが互いに干渉しあいながら生み出す陰影は、私たちを瞑想の時間へと誘います。

「樹木は伐採された後パルプとなり、様々な紙として使われ、幾度となく再生を繰り返した後に、最終段階で包装材や緩衝材としての役割を担っている。元の形を完全に失ってしまった樹木が、別の形で再び甦る事を願いつつ、樹木が光合成し、二酸化炭素を吸収していた頃を、紙の中にある僅かな記憶をたどりながら、仮の姿を再現したい。」 2018年 横谷研二

http://galleryk.la.coocan.jp

全文提供:Gallery K


会期:2018年7月2日(月) 〜 2018年7月7日(土)
時間:11:30~19:00 土曜日~17:00
休日:日曜日
会場:Gallery K

最終更新 2018年 7月 02日
 

関連情報


| EN |